若いうちに絶対にしておくべきこと、について考える。
ユーグレナの創業者、出雲さんが
若いうちにしておくべきなんてないよって
昨日の日経ビジネスの記事で話してます。
このシリーズ、一部会員向けですが
おもしろいので気になる人は読んでみるといいです。
ま、正確には「ない」じゃなくて
「わからない」と答えているんですが、
いつも言っているけど正解を探しがちな人が多いので
実際に20代、30歳の方がこれを読んで納得してくれるかは
別として、本当にその通りだなと思います。
個人的には、変化が早く、
未来に何が起きるかわからないからこそ
唯一、調べることができる過去を知るべきだと思うし
抽象度をきちんとあげられるのであれば
古典から十分以上に学べるとは思っています。
ただその場合でも
答えを探すように読書をするのではなく
答え合わせをするよに読書をするべきですね。
この違い、分かりますかね。
実務家であり、事業家である以上、
自分の意見、仮説、自分のスタンスを明らかにして
調査や分析にあたるべき、ということです。
少し話がずれましたが、
若いうちにいろいろやっておくべきことを聞くと
色々な人が色々なことをいいます。
どの意見もある一面では正しいですが
あらゆる面において正しいとは限りません。
一番大事なのは
自分自身がどこに向かっていきたいのか
そしてそのために今、何ができるのか、です。
例えば、
20代のうちに海外で仕事をしたいのであれば
ある程度の語学は必須なので語学の勉強に時間を割くべきですし
将来、起業したい分野が決まっているなら
その分野で事業展開している会社に入社したり、
少し外れていても、その周辺の分野の会社を選ぶべきです。
それすら決まってないけど
いずれ「何者か」になりたいと思っているなら
どこでも必要とされるようなヒューマンスキルが身につく
仕事を選ぶべきだし、迷っているなら
何か強みを作れるいわゆる「手に職」を目指すべきです。
そしてそれすら決められないなら
とりあえず営業かエンジニアになって
会社の中で誰よりも成果をあげることを目指すのもいいですね。
大事なのは、未来は今よりも先にあるということと
そのためには今の自分の行動しか変えることができないことです。
アマゾンで「Day 1」という言葉が大事にされ、
また「今日が一番若い」という永六輔さんの言葉もあります。
自分も今年、40歳になったけど
日々、新しい発見もあり、学びもありますし
まだまだ可能性に溢れているとしか思いません。
それに言い古された言葉ですが
若者の時間が長いわけでも、年を取ると一日が短くなるわけでもなく
一日は誰にとっても24時間です(閏秒は除く)。
それをいかに使うのか
できれば自分の頭で考えて
自分の意思で決めていきたいですね。
以上、ご確認ください。
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