見出し画像

何かをしない理由は三つしかなくて、それは、、、

何かをしない理由って基本的には三つしかなくて
「できない」か「したくない」か
そもそもそれ自体を「知らない」だと思うんですよ。

この点、「知らない」が致命的ですけど、
これは本人が知っていくしかないので、いったん置いておいて
今日は残りの二つについて考えてみたいと思います。

仕事をしていると
誰かを説得したり、誰かに説得されたり、
決断を迫ったり、決断を迫られたり、
誰かの意見に賛成だったり、反対だったりします。

もしこういったことがほぼないよ、という人がいたら
それは自分の意見を持っていないか、自分の意見を表明していないか
どちらにしろ、ずいぶん受け身に仕事をしているし、
成長機会、チャレンジの機会を逃していて個人的には損しているなと思います。

ま、それはそれとして、
お客さんに売り込んだり、上司を説得したり、
様々なケースで自分以外の誰かに働きかける場合において
その交渉なり、説得なりがなかなかうまくいかなかった

そんなときには
相手の立場で考えて、なぜ受け入れてもらえなかったのか、
それを「できない」のか「したくない」のかという観点から
考えてみるといいです。

例えば、どんなに採用に困っていたとしても
その会社がきっちりとした予算制度を持っている会社で
既に今期の予算をすべて消化している状況において
どんなに魅力的なプレゼンテーションをしても、
担当者の権限においてはいかんともし難いということもあります。

この場合、担当者は「したくない」ではなく
そもそも権限がなく「できない」なので
どんなに説得しても結果は変わりません。

一方で相手としては「できない」と思っているけど
本当は「したくない」ということも少なくありません。

この事例においても、
担当者に決裁権はないかもしれませんが
決裁者に対して、予算の増加をお願いすることはできるかもしれません。

この場合、担当者が説得することも「したくない」理由を考えることです。

他に問題があり、この問題に時間を割けないのか
説得に失敗することによる不利益を恐れているのか
そもそも課題だとすら思っていないのか

ま、いろいろとあると思いますが
時として人は自分にすら嘘をつくので
本人も気づいていないことも少なくありません。

自説に対して、反対説とその根拠を洗い出し、
ひとつひとつ丁寧に反論処理をしていくことで
自ずと、自説の合理性、納得性を高めることになりますので
物分かりの良いふりして、あきらめないようにしたいです。

営業に関してはBANTのフレームワークなどを活用するのもいいですね。

以上、ご確認ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?