マイナス思考で悩みまくらないで、シンプルに考える。
みんなと話していると
難しく考えすぎじゃないかと思うことも多いので
今日はシンプルに考えることについて書いていきます。
世の中はそんなに分かりやすくないので
あれも大事、これも大事といろいろと大事なことがあります。
複雑なものと複雑なまま理解できる
稀有な才能を持っている人はそのままでいいですが
割と複雑なものを複雑なままに理解するのは難しく
それを単純化し、理解できる能力は貴重です。
これを抽象化する力と言ったりします。
ここでは「シンプルに考える」という表現を使いますが、
そのための一番の方法は原理原則に基づいて考えることです。
例えば、ドラッカーは企業の目的は「顧客を創造すること」だと言います。
仮にこの考え方を採用した場合、
企業の本質は新旧の顧客への価値貢献にあることとなり
他社と競争したり、社内の調整などは非本質ということになります。
とすると、
企業の戦略を考える上で重要なのは他社との差別化ではなく
顧客への価値をいかに高めるかを考えることに他なりません。
あくまで価値の拡大のための手段として
他社との競争、社内の調整があるという関係にあるのに
その優先順位を間違えて、非本質的なことに
時間を費やす会社が意外なことに、とても多いです。
事業の拡大を担うことになった場合、
事業を拡大するために必要なことは顧客への価値を最大化し
それを顧客に評価してもらえること、すなわち売上の拡大です。
そして費用を最小化し、利益をあげることで
更に多くの顧客に対し、価値を提供できるようになることです。
それしかありません。
また別の話として個人の成果について考えた場合、
インプットされたこと以上にアウトプットすることができるわけないのに
アウトプットにばかり目を向ける人が少なくありません。
インプットを怠り、アウトプットばかり意識するから
小手先のテクニックにばかりこだわったり、
嘘をついたり、ごまかしたり、言い訳をしたりしてしまうんです。
ゼロイチという言葉が使われがちですが
原理原則から考えると、「無」から「有」は作れません。
うまくいっていないときこそ、
きちんとインプットを増やして問題解決にあたるべきで、
インプットのためには行動の変容が必要です。
現場に足を運び、人から話を聞き、本を読むんです。
もちろんインプットを増やすためにも
アウトプットの機会を設定することはとても大事で、
それがないとなかなか使えるインプットはできませんがね。
他にもいろいろとシンプルに考える例はありそうですが
原理原則、つまり本質がどこにあるかという観点で考えることです。
ちなみに最後に方法論としてですが、
やっぱり実際に書くことですよね。しかも手書きで。
手書きで書く以上、なかなか長々と書けませんし
言葉にしたり、図式化したりすることで抽象化できます。
手を動かしてなんぼですね。
以上、ご確認ください。
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