
アニメ「薬屋のひとりごと」第32話「皇太后」 │ 謎が深まる皇太后の依頼 ネタバレ
こんにちは。アニメ「薬屋のひとりごと」を追いかけている皆さん。
今回は第32話「皇太后」を振り返ってみたいと思います。
虫好き少女と薬屋の再会
物語は猫猫が虫を集めているという女官の噂を聞き、「もしかして…」と思い当たる場面から始まります。
噂の女官は案の定は、子翠でした。猫猫が彼女を探しに行くと、北の雑木林でおしろい花が咲いているのを発見。このおしろい花が堕胎剤になることから、猫猫は梨花妃の侍女頭だった杏のことを思い出します。
薬の知識のない杏に「誰かが毒の作り方を教えた」のではないか
猫猫はそんな疑念を抱きながら考え込んでいると、虫を追いかけていた子翠を発見。猫猫の頭にのった虫を潰してしまいます(笑)
久しぶりの再会に子翠は嬉しそうに虫の話を始めるのでした。
皇太后の思いがけない依頼
猫猫と子翠の会話中、近くを歩く皇太后の姿を目にします。二人が物陰から見ていると、皇太后は診療所へ向かっていきました。子翠によれば、その診療所は皇太后自身が始めた場所とのこと。
「皇太后はわざわざ非公式の場に行く理由があったのか。皇太后は優しい方と言われている。奴隷が禁止されたのも、皇太后のおかげと聞いたことがある」
猫猫がそう考えていると、翡翠宮に戻った後、突然皇太后が訪れます。玉葉妃の妊娠を気にかける様子の皇太后。そして毒見をしていた猫猫に声をかけ、驚くべき依頼をします。
「調べてもらいたい。私は先の帝に呪いをかけたのかしら?」
緊張高まる後宮の力関係
後日、玉葉妃が皇太后の茶会に招かれることになります。この茶会は上級妃4人を招いた見栄の張り合いの場。侍女たちも玉葉妃に同行します。
そんな中、紅娘は猫猫が皇太后から何か頼まれていることに気づき、壁に押し付けるようにして警告します。玉葉妃を裏切らないようにと。その時の紅娘の表情は、普段見せない怖さがありました。
腐敗しない先帝の遺体という謎
猫猫は皇太后の侍女に案内され、使われていない前の後宮へ連れて行かれます。そして独特の匂いがする、ホコリだらけの一室へ。
ここは前の皇太后の部屋であり、先帝が育ち、そして亡くなった場所でした。皇太后と先帝は晩年この部屋で過ごすことが多く、女帝が亡くなった後、先帝もすぐに後を追うように亡くなったのだとか。
皇太后は「自分が呪った、いなくなればいいと思っていた」と侍女に話していたといいます。そして呪いの証拠として挙げられたのが…
「亡くなった先帝の体は1年間霊廟に安置されていたが腐っていなかった」
生きていた時と同じ姿で、まるでよくできた人形のようだったというのです。通常、前の皇太后のように遺体は腐敗するもの。先帝の遺体だけが腐っていないのは、確かに不自然です。
この部屋がある棟は取り壊される予定があるため、皇太后はそれまでに調査してほしいと願っていました。
謎は深まるばかり
いくつもの謎が残されています。
誰が杏に堕胎罪の作り方を教えたのか?
先帝の遺体が腐敗しなかった理由は?
次回、先帝の部屋での調査で何が明らかになるのか、本当に楽しみですね。
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