アニメが好き
私はアニメが好きだ。
現実世界では諦めが先に来るので、せめてアニメで人生の様々な感情を味わいたい、と思っていたかはわからないが、とにかく子どもの頃からアニメばかりみていて、いまも見続けている。
だけど苦手なシーンも多い。
基本的に暴力的なのとかグロい系、気持ち悪い系はみれない。
あとは、意地悪なひとが出てくるのも苦手だ。
感情移入をしすぎるせいか、不条理なことが受け入れられないせいか、とてもイライラモヤモヤひてみてられなくなる。
最後のハッピーエンドをみてから、余力があればそれまでの辛いシーンもみたりすることもある。
自分のくだらない欲のためだけに他人の人生を踏みにじるタイプの悪役が特に受け入れられない。
でも大なり小なりいじめ的な場面は苦手で早送りすることも多い。
そりゃ、物語の起承転結的にも、そういう悪役やヒール役がいてこそ盛り上がるのはわかるし、物語そのものを否定する気はさらさらない。
むしろ全体を通してみれば面白くて大好きなアニメも多い。
ただ生理的にうけつけないシーンやキャラがいるだけの話だ。
それに、つらいめにあうのはたいてい主人公で、彼らは最終的には覚醒?して強くなり、そいつらを見返すストーリーも多い。そこまで見ると安心できるので、辛いシーンも見返すことが出来る。
総じて自分は、理不尽に他人が他人の人生に自分の勝手な欲のためだけに無理やり干渉して、蹂躙するのが、とにかく耐えられない。
なんでそんなことをするのか、そんなことをする権利が自分にあると思えるのか、その思考回路が未知すぎて身体が受け付けないのだと思う。
もちろん主人公たちは強いので、そんな物にくじけず、跳ね除け、負けたりしない。
だけどたとえば自分に置き換えてみてしまうと、それはもう耐えられない。自分はアニメのキャラのように強くはないし、跳ね除けられないからだ。
そんな悪意にすら屈服するのだろうと思う。
抵抗する力が湧くとは思えない。
だからこわい。
こんなめにあったらと思うと、おそろしくてたまらない。
一方で、そんなにも自分のためだけに他人を傷つけて平気でいられる彼らを、羨んでいるのかもしれないとも思う。自分には絶対に無理だからだ。だけどこれくらい自分勝手にいきられたら、と頭の片隅で思っているような気もする。
もちろんそれは無理なのだ。たとえ行動を真似ることができたとしても、彼らとは違い、耐えきれないほどの罪悪感に苛まれ、とても生きてはいけないと思う。根本的に無理な話だ。だからこそあこがれ、妬み、そんな自分に呆れ、いや、嫌悪してる感情が彼らに投影されてるのかもしれない。
そんなことをいいつつ、何も事件が起きない日常系のアニメも実はそこまで好きでは無い。
つまらないのですぐ飽きてしまう。
なので、どっぷり気に入る作品に出会えるのは、まあまあ貴重である。
そんな作品にであいたくて、あくことも無く、毎日アニメを見続けているのかもしれない。
ちなみに今のイチオシアニメはNARUTO(BORUTOは微妙)
少し前まではBLEACHにハマってた
ジャンプ系アニメは当たりが多い気がする
ジャンプ主人公は気持ちのいいキャラが多い
困難に負けずまっすぐなのがいい
まわりに理解してくれる仲間がいるのもいい
わたしは友達がいないと書いたが
そのぶん、仲間の絆とか描かれるアニメが好きだ
自分で得られないものは2次元から供給することにしている(笑)
だからバトルものとかスポーツものが好きなの多い
わかりやすいし、敵役もそいつらなりの信念もっててカッコイイやつ多いしな