冒険松原あそび場に行きました
以前、『おしえて!あそびが子どもの育ちに良い理由』という講演会に参加した話を書きました。
この記事の最後で全国には子供だけの自由な遊び場やイベントがあり、
まずは近場から訪問して、子供たちはどんな遊びをしているのかを
知りたいと話しましたが、早速行動を起こしました。
今回訪れたのは埼玉県草加市にある「冒険松原あそび場」です。
以前、吉川市の「いちにちプレイパーク」に参加した時に
主催者がこのあそび場を紹介してくれたので訪れました。
(今回は写真とイラストを交互に紹介します)
冒険松原あそび場とは
冒険松原あそび場は2002年から営業しているあそび場です。
地元の子供たちや親子さんがよく来ており、
思い思いの遊びをしているそうです。
また不登校になった子供たちも訪れるそうで
周りの目を気にしないでのんびりハンモックで過ごしています。
なお、このあそび場にはプレリーダーがおり、
遊具の点検だけでなく子供たちと一緒に遊びを考えたり、
怪我した時に対応もしてくれます。
また月に1回、ものづくりや実験ができるワークショップも行っており、
子供の成長のサポートを行っています。
どんな遊具があるのか?
ハンモック
このあそび場のシンボル的存在のハンモック。
のんびり座って過ごしたり、ブランコのようにゆらゆら動かしたりして
子供たちは遊んでいました。
またハンモック以外にもターザンロープもあり、
そのロープにまたがって遊んでいました。
たき火
このあそび場には珍しく売店があり、
そこでは飲み物やアイスだけでなく、ブタメンやお芋、マシュマロも販売しています。
購入した食べ物をたき火を使って自分で焼いていました。
中にはパンの生地も販売しており、
そのパンを竹にくるんで焼いて食べる人も。
このあそび場では遊びを大事にしており、
食べ物も遊び道具の1つとして
食べ物を焼いたり作ることで学べる力が成長するそうです。
滑り台
木材とブルーシートで作った滑り台です。
子供たちが頂上までよじ登って滑っていました。
また隣に登るための足場があるのですが、
聞いた話によるとこの足場は子供たちが作ったそうです。
また夏になると地面のところを水溜まりして、
ウォータースライダーにして遊ぶそうです。
木工作
あそび場で用意されている木材を使って工作することができます。
もちろん釘やトンカチも用意されており、
作ったものを持ち帰りすることができます。
また5寸くぎを販売しており、たき火でくぎを温めて、
そこから金づちで叩いてナイフの形にするそうです。
(ただし、完成するまで結構時間がかかるみたいです)
そのほかにもバスケットゴールや楽器にボール、
遊びたくない子に向けて漫画や小説が置いている場所や
お絵描きができる場所もあり、
ほとんどすべての遊びができる場となっています。
今回、冒険松原あそび場を訪れましたが、
訪れた子供たちはみんな生き生きしており、
工作しているときは親の力を借りずに1人で
釘をトンカチで打っていました。
また遊び方もユニークで地面に穴を掘って水を入れたり、
泥水をやかんに淹れて、たき火で温めて
おままごと感覚で熱い特製の泥水を作っていた子もいました。
初めて訪れた方もおり、その人たちも自由に遊んでいて、
とても有意義な時間を過ごせました。
今後は夏に行きたいと思いました。
休日も営業しているのでみなさんもぜひ1度訪れてみてはどうでしょうか?
おまけ
冒険松原あそび場の最寄り駅である「獨協大学前」周辺は
ミスドやココ壱番屋、ドン・キホーテと飲食店やスーパーが豊富で
住みやすい印象を受けました。
中でも図書館が広くて、学生や高齢者と利用者が多かったです。
冒険松原あそび場の情報
住所:埼玉県草加市松江1-1-23
日時:月・木・金(11時~夕焼けチャイム)
土・日(10時~夕焼けチャイム)
(夕焼けチャイムは季節ごとに時間帯が異なります)
インスタ:https://www.instagram.com/boken_matsubara/