ポケモンコンシェルジュ4話 ポケスリ勢の初見感想
「Pokémon Concierge」4話を初めて見た時の感想を1話視聴後に書いていきます。本編を1度見ないと何のことか分からないと思います。クオリティー高いから見てみ。
初見時且つ完全な門外漢なので見逃しや勘違いがあるかもしれませんがご容赦ください。また、時間表記も少し前後している可能性があります。
全話共通で前情報を載せています。同じ文章ですので読まなくても結構です。
他話のリンク
前情報
ポケモンコンシェルジュについては下の記事を超ざっくり目を通したくらいしか事前情報を仕入れていません。ストップモーションであり、ポケモンが出ることくらいしか知りません。
このジャンルについては「ニャッキ‼」(=青のイモムシ)と「カペリート」(=キノコで鼻を鳴らすやつ)しか見たことがありません。しかも、子供の時見た切りなのであまり覚えていません。
どうでもいいことですが、今回調べて初めて鼻キノコがカペリートっていう名前だと知りました。
私のポケモン知識
カントー~シンオウ地方で知識がほとんど止まっています。ポケモンGOをやっていたので少しはそれら地方以外のことも知っています。それとポケスリの影響でSV等の動画もほんのちょっと見ています。
本編
きたない笑い声
ハルはピカチュウが大好きだそうです。1話の寝巻や2話でテントにピカチュウがあったことから好きだとは分かっていましたが、ここまでとはおもいませんでした。英語版より日本語版の方が気持ち悪さがでていて好きです。
ピカチュウの雄雌(1:00)
ピカチュウのシッポで性別が区別できます。ハート型のが♀です。全て同じ性別でなは無くしている点から細部までのこだわりを感じます。
キャベツを食べるコダック(1:18)
コダックがキャベツ丸ごと食べています。1玉をそのまま食べていてワルドだな…ってちょっと驚きました。
後から振り返ると、3話でのコイキングの餌を横取り、4話で激辛カレーを1体だけ2口目を食べていることから食いしん坊なのかもしれません。
ピカチュウらしさ(2:00)
CV大谷育代ピカチュウにピカチュウらしさを求めるとは一体?
冗談はさておき、本話のテーマが提示されたシーンだなと思いました。”らしさ”とは何かについて考えていくのか、”らしさ”に囚われてしまわないようにとするのか、はたまた別の方向に進むのか様々な予想をしていました。
タイラの料理(5:13)
清掃員って名乗ってたのに他のことばっかりやってるね。ヨガ等の体を使うアクティビティに加え料理をしているシーンがありました。一方清掃しているシーンは見ていません。ハルは今回冒頭で清掃しています。
ハルさんのいつも通り(6:11)
空回りながらも取り組んでいる姿をみて「いつも通り」と評したのだと思いました。これまでを振り返るとその通りですね。
タイラは分かりますが、2・3話に出てこなかったワタナベが後方理解者面をしていることにちょっと違和感を覚えました。
ねむそうなポケモン(6:38)
眠そうなピカチュウとコダックがとてもかわいいです。寝ている最中のピカチュウがアップになっているシーンでけば立っている部分が呼吸とともに変わってるのが細かいなと思いました。
らしさの追及(8:00)
ハルってそんなにらしさを追求して踏み出せなくなったことあったっけ?と思いました。
後から見ると、3話のコイキングを踏まえた結論のように感じます。浮き輪を使ってまで泳いでいたコイキングがねんりきで空に飛ぶ体験をし、浮き輪無しで泳ぐようになり進化しました。これは、ハルにも当てはまるように感じました。
ハルは最初一般社会で大人らしく振舞っていたことで苦しい状態にありました。これが浮き輪で泳ぐ段階です。この島に来たことでそこから脱却し、コンシェルジュになりました。これが非日常的体験、すなわちねんりきで空を飛んだ段階です。最後にピカチュウの助けとなった=進化した段階に対応しています。
こういったこともあり、らしさについてハルはこのように結論を出したのだと思います。
ピカチュウ ★4おなかの上寝(9:28)
ポケスリ勢的にはメッチャテンションが上がりました。意図しているのか分かりませんが、こういった小ネタみたいなものを見つけると嬉しくなります。
私が気づいていないだけで他にも隠された小ネタがあるのかもしれません。ポケモン本編をプレイされている方なら気が付けるのかも。
咥えるピカチュウ(10:26)
紙をくわえている部分にポケモンという動物らしさが表れていていいなと思いました。
初の成功体験(11:33)
初めて目標を達成できたところにハルの成長を感じ、温かい気持ちになりました。
3話では得意なものを見つけられたものの、浮き輪を直すという本来の目標は失敗に終わりました。そのため、彼女にとって今回の成功は大きなものだったのでしょう。だから、泣いたのだと思います。
歌詞とロゴ(12:55)
「毎日が空回り」と歌われた直後に島からカメラが引いていき、ロゴが移されます。この歌詞がハルらしさを表していると感じました。
また、ここでのロゴに色が付いています。1話ではそうでなかったはずです。ここにハルがポケモンコンシェルジュの一員になれたことが表れているのかもしれません。
古い電話(12:29)
スマホが使えないという設定が守られてるんだなと感じました。同時に現代社会と完全に異なっていることを最後に示したのだと思いました。
ED
ここでは今までと違い小物とポケモンが移ります。小物であってもしっかりと作られている点に好感を覚えます。それと若干歌が今までと異なるサービスもあります。
謎のCパート(16:50)
私にはこれがよくわかりません。どゆこと?
執筆中に考えてみましたが、ハルがまだ未熟であることを示しているのでしょうか?
全体の感想 さすがピカ様!!
4話の中心はピカチュウであり、常にハルとともに行動していました。3話のコイキングはこれほど一緒にいることはしていませんでした。体の形から物語のつくりやすさもあるのでしょうが、これほどフォーカスされるのはすごいと思います。
1~3話でちょくちょく無機物のピカチュウが登場していて、ようやく大トリで出てきたか⁉といった感じです。みなさんご存じのピカチュウだから出来たことだと思います。
全話の感想 安心して見れる内容
心を抉るような悲劇でも、苦難の道を乗り越えるハッピーエンドでもありません。等身大の悩みを抱えながら日々に取り組んでいく明るい物語です。
深い感動はありませんが、少し気持ちが明るくなるようなお話でした。少し落ち込んだ時に見るといいかもしれません。ポケモンがかわいいのでそれだけで癒されます。