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今の若者はデジタルネイティブではない。アプリネイティブだ。

デジタルネイティブとは、子供の頃からスマホやパソコン、インターネットに囲まれた環境で育ち、ITのある世界があたり前の世代のことを言う。 では若者はITが得意なのだろうか? 答えはNOだ。 実は若者が得意としているのは、スマホアプリを使った動画編集やSNSでの情報探索など、「使いやすくデザインされたソフトウェアの機能を器用に使いこなすこと」である。これが「アプリネイティブ」の実態だ。 そもそも、デジタルネイティブと大層な名前が名付けられているが、インターネット通信の概要や

    • 陰キャを克服した者は、陰キャを名乗ってはならない

      陰キャの自分が嫌でコミュニケーション能力を磨き、内面を磨き、理想の自分に近づこうと努力したのは認める。 しかし、友達を持ち、恋人を持ち、先輩後輩ともそこそこ上手くやっていけるようになった君は、もはや陰キャではない。 「陰キャ」の鎧をまとって未熟な自分を守っていた過去の君はもういない。その鎧は、今もなおコミュニケーションに悩みを抱えている者たちへ授けるのだ。 そして、一人の自信を持った人間として、生きていくのだ。

      • 学生へ、死ななければいいことはある

        家族の不仲や学校でのイジメなど、人間関係の問題は自分で解決できないから難しい。「やめて」と言ったところで他人の行動は変えることができない。 お金のない学生は実家が太い同級生の生活を見て、惨めな気持ちになることがあるかもしれない。アルバイトで稼げる金額はたかが知れているし、学費を稼がなければならない人はもっと大変だ。 学校の勉強も楽じゃない。「行きたい大学」が不確かなまま受験勉強をするのは苦痛だと思う。しかもコロナ禍で遊びを制限されていて、自分じゃ現状を変えることができない

        • 共感性か専門性があれば食える夢の時代が来た?

          終身雇用の衰退とともに転職市場が活発化し、実務経験の豊富なベテランやアカデミア出身の人材の需要が高まっている またSNSの発達によって、素人のクリエイターでも少数のコアなファンを作ることができれば、簡単にマネタイズできる仕組みが様々なサイトで整っている。 専門性や共感性は自分の「好き」を極めることで、そのスキルを高めることができる。今までに、個人の自己実現を収入に結びつけることのできる国や時代があっただろうか? 反対に、わかりやすい「価値」を提供できないジェネラリストの

        • 今の若者はデジタルネイティブではない。アプリネイティブだ。

        • 陰キャを克服した者は、陰キャを名乗ってはならない

        • 学生へ、死ななければいいことはある

        • 共感性か専門性があれば食える夢の時代が来た?

          「男・女」をネット上で議論するのをやめろ

          なんの意味がある?お前の発言で何が変わった? 日本には男が6200万人、女が6400万人いる。フランスの人口の6700万人とほぼ一緒だ。 6000万人の中からたまたま飛び出た杭をバカにして叩いて炎上させて、お前の手元には何が残った? 集団を叩いても何も得られない。何も変わらない。モヤモヤした気持ちをキーボードで文字に起こして、SNSに投稿して、反応を見て終わりだ。 その投稿をみた人にモヤモヤが伝播して、不幸の感染が広がっていく。 やっていることは、ストレス解消のために街中

          「男・女」をネット上で議論するのをやめろ

          YouTubeが人間の思考する機会を奪っている 日常のちょっとした時間の絶滅

          思考する時間が取れているか? トイレで用を足すちょっとした時間や、通勤通学の電車に乗っている時間でも、スマホを見ることが多くなった。少しではなく、ほとんどの時間をYouTubeを見ることや音楽を聴くことに費やしている。 YouTubeは息抜きにはなるが、生活の中での比率が大きくなりすぎてはいないだろうか。YouTubeにはスマホでアプリを開くだけでアクセスできてしまうため、息抜きまでの心理的ハードルが低いという特性がある。 スマホによる娯楽には良い面もあるが、その中毒性

          YouTubeが人間の思考する機会を奪っている 日常のちょっとした時間の絶滅