中細糸でウェアを編む
こんにちは。
あきです。
先日オヤにハマっているという記事を掲載しましたが、一方で師走の寒さに獣毛の暖かみが恋しくなっています。
ウールやアルパカの毛糸は編んでいるだけで身体が温まってくるような気がするんですよね(*´ω`*)
さて、私が実家に帰省していた夏のことですが、よく毛糸を購入しているイギリスのWoolwarehouseさんでRowan糸の大々的なセールが行われておりました。
編み物好きには有名なRowan。高級なイメージがあり、まだ手にしたことはありませんでした。そんなリッチなRowanが半額かそれ以下になっていたので、悩んだ末に(←)プチ爆買いしてしまいました。
カシミヤ入りの糸やフワフワの極太糸、触り心地の滑らかな新素材?も含むコットン糸等。。
ほとんどは1玉か2玉のお試し買いにしましたが、その中でウェア用にと思いまとまった量の中細糸を購入していました。「Valley Tweed」というツイード調の糸です。
細糸でツイード調って私はあまり見たことがないのですが、サイト画像で見る限り好きな色味がセール価格(激安!)だったので、思わず購入してしまいました。
日本ではMOOLITさんで数色お取り扱いされているようです。糸の詳しい説明もありました。
さて、この毛糸を入手したのは夏のことなので、しばらく寝かせてありましたが。。寒くなってきたのでウェアを編もうと思い立ち、この毛糸たちを引きずり出してきました。
メインカラーに赤系と、それに差し色になりそうな色を1カセずつ購入していたので、編み込みを編むことを考えていました。Raverlyでしばらくパターンを物色しましたが、最終的にこのパターンに決定。
たまたま某フリマサイトを徘徊していたときに、Laine Magazine(Issue 6)が販売されているのを見つけてお譲り頂きました。
そちらに掲載されていたのが本パターンです。
脱線しますがこちらの雑誌、編みやすそうでオシャレなパターンが目白押しです。ちょっと高額なので今まで買うのに躊躇していましたが、これは買う価値あるな…
私、編み込みはあまり得意ではないと自認しているのですが、こちらのパターンは編み込み初心者の方にもピッタリと説明されておりました。
ボトムアップで裾から編み始め、袖をつなげ、最後にヨークを編んでいきます。ぐるぐると終始輪編み。
編み始めて約3週間で、編み上げることができました。
うん、可愛い!
それになんだか着やすそうです。
糸はぱっと見ガサガサした質感ですが、その実肌触りはふんわりしています。また、50gで200m超あるので、結構軽いです。空気を含んでいる感じ。
サイズはSサイズを5号針(リブは4号針)で編みました。本のモデルさんは海外の方で、その方がMサイズを着用されていたので、私の身長と体型ならばSサイズで丁度いいんじゃないかなと思ったからです。着てみたらイメージどおり仕上がったので満足しています。
ウェアはやはりシームレスなパターンに限ると私は思いました。
私はとじはぎの工程が非常に苦手、というか嫌いといっても良いかもしれません。それに裏編みも少し苦手。。その点、ボトムアップやトップダウンに輪針でぐるぐる編んでいくウェアならば、編み目も揃いやすいしとじはぎも最小限で済むし、いいことずくめです。
そして中細糸でウェアを編んだのは初めてでした。太糸より編むのに時間はかかりますが、これくらいの細さで編むウェアが一番普段使いしやすいように思います。今度は模様編みのウェアにも挑戦してみたいなぁ。
今シーズン沢山着て出かけられたらいいなと思います。
もちろん家の中でも着ますよ!手作りウェアで寒い冬を乗り越えたいです。
読んで頂き、ありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?