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氏神神社へ参拝しよう
昨今パワースポット巡りや御朱印集めで全国各地の神社が注目されていますが、皆さんは氏神神社へ参拝はされてますか?また自分の氏神様はどんな神様なのかご存知でしょうか?
私が住んでいる地域の氏神神社はとても小さな神社です。元々この地に住んでいた訳ではありませんが、引越してきた際この神社の氏子になりました。(こういったケースは珍しいようです。)
そこで自分が住む地域の氏神神社にはどんな神様が祀られているのか調べてみると天鈿女命(アメノウズメノミコト)と保食神(ウケモチノカミ)の二柱が祀られているとの事でした。どちらも知っている神様だったのでちょっと嬉しくなりました。
天鈿女命について
天鈿女命は天岩戸隠れ神話で岩戸に籠ってしまった天照大神を外に誘い出すため大勢の神々の前で熱狂的な踊りを見せた踊り子の神様です。この天鈿女命の踊りが神楽の始まりとされており、芸能や芸術の神として崇められています。後に猿田毘古神の妻となる神様です。
保食神について
保食神は日本書紀で記されいる名前で、古事記では大宜都比売と違う名前で記されています。話の設定や登場する神様が違いますが、日本書紀も古事記も同じようなストーリーです。今回は保食神で描かれている日本書紀ベースで紹介します。
天照大神の命で月読命が保食神のもとへ尋ねてきました。喜んだ保食神は口からお米や魚など様々な食べ物を出し豪勢にもてなしました。しかし月読命は「口から出した汚いものを食わせるつもりか!」と憤慨して保食神を斬り殺してしまいました。その後保食神の死体からあらゆる食物が生え五穀の恵みをもたらし、死から恵みを生む食物の神様として崇められるようになりました。
ちなみに古事記では素戔嗚尊に斬り殺されます。
私は嗜む程度ですが古事記関連の本を読んだりするのが好きなのですが、自分が住んでいる小さな町の小さな神社に自分でも知っている程の有名な神様が祀られており、ちょっと意外でした。氏神様について詳しく調べてみると神社にも神様にも益々愛着が沸きますね。
皆様も自分が住んでいる地域の氏神神社に参拝して氏神様を大切にしてください。そうすればそこが最強のパワースポットになると思います。
それでは今回はこの辺で。