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教育のゲンバに行って感じた、サラリーマンが教師を担う意義

いざ教育のゲンバへ

2021年3月17日、埼玉県坂戸市立入西小学校の6年生に対し、「日本のため、世界のために、自分が出来ることは何なのか」をテーマに授業をさせて頂きました。

子どもたちと社会を繋ぐ活動を精力的に実施されている山下揺介先生にご協力頂き、私たちweclipの事業で実施予定の社会協育の中身について、直接顧客となりうる子どもたちにどんな事を教わりたいか聞いてしまおう、という企画です。

子どもたちの発想は本当に豊かで自由自在。
先入観や固定観念もなく、この年のおじさんからするととても新鮮です。

夢を持つことと社会貢献

さて、本授業では先に挙げた壮大なテーマを掲げながらも、
「夢を持つこと、夢を見つられるような人生を歩むことが巡り巡って社会貢献に繋がる」、「社会貢献とは壮言大語なことではなく、身近な人の役に立つことなのではないか」ということをメッセージとして伝えました。

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3月5日、そして今回の授業を通じて思ったことは、子どもたちへ伝えたいことは、イコール自分たちへの自戒のメッセージだということです。

一人一人が夢を持つことで、社会は少しずつ良くなっていく。これが社会貢献そのものであり、その社会貢献の主人公は、どこかの誰かだったり、所属する団体や法人がするものではなく、まさに自分自身です。

今回の活動を通じ、私自身、よりストレートに、よりシンプルに物事を考える良いきっかけとなりました。

様々な人が教師になる

改めて感じたことは、様々な立場や考えの人が教壇にたつことは素晴らしい事だということです。それは、もちろん子どもたちのためですが、私たち大人にとってもそうだと感じます。

何でも現場が大事、というのはよく言ったもので、今回も学校現場に行くと、先生の多忙さや子どもたちの熱量を肌で感じます。政府が進めるGIGAスクール構想により、入西小学校では全ての子どもがノートPCを持っており、休み時間の風景は私たちのそれとは全く違いました。

そうした教育の現場について、あまりにも私は無知で、同じような大人は圧倒的に多いのではないかと思います。学校にいる子どもたちは、良くも悪くも社会とより繋がりやすい、開かれた環境にいます。

この状況を、良くするも悪くするも私たち次第。

共に学び合う

子どもたちを育てる教育の現場も、今や教室だけはありません。家庭教育もしかりですが、保護者や社会人など、様々なステークホルダが子どもたちのために自身の夢、経験、スキルなどを伝えることは、私たち大人にとっても学びの機会と考えます。

先日教育関連のイベントに参加させていただきましたが、その際に文部科学省の方も今後は様々な人が”教師”となる時代と言っており、まさに私もそう思います。

学校が、社会と子どもを繋ぐHubとなっていくといいですね。
私たちもそうした流れを後押しできればと思います。

改めてまして、この場を借りて、山下揺介先生と、坂戸市立入西小学校へ御礼申し上げます。ありがとうございました。

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