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変化を楽しむ1年に!【2024年年始のご挨拶】

2024年の年始のご挨拶をアイデミー社内Slackに投稿しました。備忘録も兼ねて、投稿した内容を一部編集してこのnoteにも記録します。(サムネイル画像は、生成AI技術で写真から自動でアイコンを生成してくれるサービス「Dream Icom」で生成したものを使っています!)


新年、あけましておめでとうございます!今年も元旦を健康に迎えることができました。元旦を平穏に過ごせているのは、皆様のお支えあってこそです。日々多方面からアイデミーに関わってくださっている皆様に改めて感謝申し上げます。

2023年は、アイデミーにとって変化の連続でした。6月の上場はもちろん、2月の大手町へのオフィス移転、10月のM&Aの発表など、今まで経験することのなかった、たくさんの挑戦をすることができました。個人的な2023年の漢字は「初」です。たくさんの“初めて”の経験ができ、刺激に溢れた毎日でした。オフィスにも書を貼らせていただいておりますが、私の座右の銘は「時々の初心忘るべからず」です。この諺の詳細はこちらのブログに記載しているので、よければご覧ください。

さて、2024年という新たな年を迎え、今年は「変化を楽しむ」年にしたいと思っています。ビジネスでもプライベートでも、予期しない変化や想定外の出来事を経験するかもしれません。前向きなニュースはもちろん、後向きなニュースであっても、変化をポジティブに捉えていきたいと思っています。

皆様、年末はどんなことをされましたか?もしくは、年始はどんなことをされますか?私は12/29に髪を切りに新しいサロンに行きましたが、その時のオーナーもまさしく変化を楽しむ方だったので、少しエピソードを紹介させてください。

そのサロンは、駅から徒歩10分くらいの新規オープンした床屋です。駅から徒歩10分ほどで、エレベーターのない雑居ビルの3Fに店を構えており、決して便利なアドレスとは言えません。一方、「完全プライベート床屋」というコンセプトらしく、なんと席は1席しかないのです!(カットも6-7,000円程度でお願いでき、少し高いですが決して高級店ではありません。)完全プライベートのおかげで、いろんな雑談が捗るのですが、オーナーは「銀行から融資を得るために立てた事業計画を常に超過達成しており、2店舗目、3店舗目も考えていきたい」と話していました。

しかし、元々はそんなコンセプトではなく、複数の席を用意しようとしていたようです。実際、3席くらいは余裕で入るスペースがあります。しかし、「最初は2-3席用意しようと思ったが、思ったより座席を作るのにお金がかかりそうだった。初期費用が高くなってしまうのはリスクだし、そもそも人手が足りない。いっそのこと1席だけにして、完全個室プライベートというコンセプトでオープンしたほうが、差別化も効いて良さそうだ。席を増やすのはいつでもできるし。」ということで、完全プライベート床屋にしたようです。「このままだと初期費用が高くなってしまう」「座席が思ったより高い」という想定外の出来事に対し、むしろそれを好機と捉え、コンセプトを練り直す発想に感銘を受けました。

「人間万事塞翁が馬」とも言いますが、刹那的に感じる「良い」「悪い」という評価は、長い時間軸で見ると取るに足らない評価なのかもしれません。むしろ良い方向に向かっていくために頭を捻って、努力することが大切だと改めて感じました。

Aidemyも、元々は個人/学生向けのサービスとして立ち上げましたが、学生にはあまり刺さらなかったことが、社会人/法人向けのサービスにピボットするきっかけです。Modeloyも、元々はIoT機器向けのAI/機械学習モデルの性能管理・監視プラットフォームというコンセプトで立ち上がりましたが、そのコンセプトはあまり刺さらず、一方でプロフェッショナルサービスのニーズを実感するきっかけになりました。アイディア検証している最中は、非常に辛い/大変でしたが、状況に応じてポジティブに捉え直し、流動的にコンセプトを変えてきたことで、今のアイデミーに行き着いています。

2024年、皆様もいろいろな変化を感じる年になると思います。是非とも、物事の見方を変えて、新たな可能性に気づく1年にしてください。

最後になりますが、2024年が皆さんにとって素晴らしい1年となるようご祈念申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。今年もどうぞよろしくお願いします。

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