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Vol.14 血糖値と糖化
こんにちは👋😃
今日はあいにくの雨模様ですね☔
今日は、近年、老化の原因としても
注目されている「糖化」
前回、Vol.10の「蜂蜜ってすごい‼️」の
中で少し触れた血糖値と合わせて、
「血糖値と糖化」について学んでいきたいと
思います。
まず血糖値について、
ご存じだと思いますが、
字のごとく、「血液中の糖の値」のことで、
正常値は70-100mg/dl※
(最終食事時間から8~10時間以上経過している状態)
※2008年に空腹時血糖値の基準値が改定され、
正常値の上限が110→100mg/dlに
引き下げられています。
日本糖尿病学会では、100-109mg/dlを
正常高値といい、
正常高値の15人に1人が5年後に糖尿病を
発症するといわれています
食事から糖分を摂取すると小腸から吸収され
血管内に入り、血糖値が上昇します。
その際、インスリン※(ホルモン)が分泌され、
糖をエネルギーに変換させ、体内の血糖量を
適量に保ちます。
※インスリン
すい臓のΒ細胞から放出されるホルモン
働きは、
⭕糖のエネルギー利用→血糖下げる
⭕肝臓でブドウ糖からグリコーゲンに
変換させたり、中性脂肪に合成させ蓄える
→余分な糖分脂肪があると蓄えられ続け、
脂肪肝に。。。
急激な血糖値の上昇、過剰な糖分摂取
→インスリン分泌が追い付かない
→体内の血糖量が多くなる
これを繰り返すと、
インスリンは
どうせ分泌したって
足りなくなるんだから、出さなくていいや~と
出にくくなったり、効きづらくなったりします。
これが慢性化です。
慢性化から進んで病気になったのが
糖尿病※です
血液中の糖分が多くなると、
血管内に活性酸素が大量発生
→活性酸素が血管を破壊
→体内に栄養素や酸素が届かなくなります😱😱
※糖尿病
肥満や運動不足など生活習慣の乱れが
主な原因となる
糖尿病は2型糖尿病。
これに対し、何らかの原因でインスリンを分泌する
すい臓のΒ細胞が壊され、インスリンがほとんど
分泌されなくなる1型糖尿病があります。
高血糖状態は糖尿病になりやすくなるだけでなく、
処理できない糖分が体内のタンパク質と結び付き、
AGEs(最終糖化産物)がつくられます。
これを糖化またはメイラード反応といいます。
糖化したタンパク質は褐色変化して硬くなります。
肌のハリや弾力をつくるコラーゲンやエラスチンは
糖化で硬くなると線維構造を壊されたり、
もともと透明な物質が糖化により
褐色変化したりします
→くすみ、たるみの原因に😱
また、肌のターンオーバーを乱すため、
メラニンが排出しずらくなり、
シミができやすくなります😱😱
白内障は老化によって引き起こされますが、
水晶体蛋白クリスタリンが
糖化の影響を受けると、
進行が早くなることもわかっています。
同じメカニズムで動脈硬化の進行にも糖化が
関与しています。
AGEsは一度つくられると
分解されにくく、蓄積していきます。
これにより、
体内のタンパク質が本来の機能を失い
正常な代謝を妨げることもわかってきました。
急激な血糖値上昇をおさえる、
糖質の摂りすぎをさけるために覚えておきたいのが
G1値=グリセリック・インデックス
血糖値の上昇を示す指標
です。
G1値は低い方が望ましいとされます。
低G1値食品の一例
(左が低G1食品、右が高G1食品)
食べる順番は、
G1値の低い食品から食べます😋
食べ方も大事で、
例えばオレンジならジュースではなく、
果実ごと食べる方が
望ましいです。
おうち時間が増えているからこそ、
このGWに食事を見直してみるのはいかがでしょうか。
最後までお読み頂き、ありがとうございます❤️