アイドルオーディション6(真那編/ラノベ/547字)
大手雑誌のアイドルオーディションに応募した真那は、配信初心者であり、初配信に苦戦した。
一応配信は始めたものの、機材はスマホのみ。
ギガが足りるかどうかもわからないし、そもそもカラオケ配信のやり方もわからなかった。
なんとかカメラに顔を映し、お話はすぐにできるようになったが、カラオケ機能の使い方がわからなかった。
「みんなのチャンネル」は創業10年の配信会社であり、すでに視聴者もかなりついているサイトであった。
なので、真那をみつけてくれた視聴者に色々聞きながら、カラオケ機能の使い方を知った。
配信機材はまさにスマホ一式。
マイク付きイアホンだったので、カラオケができるのはありがたかっが、音量調整等、かなり難しかった。
片田舎にあるカラオケボックスとは使い方が違うので、戸惑った。
イヤホンマイクの有線部分を耳にククるとか、「斬新!」と思いながら、なんとか歌えるようになった。
(そもそも、他人様の配信を見るより先に自分の配信に一生懸命だったのである)
自分の住んでるところの郷土料理等のお話をしたり、歌ったりというので、初配信は終わった。
ちなみに、郷土料理のお話といっても、名前を挙げていっただけで、内容のことについては後日知ることになる真那であった(実は地元のことをあまり知らない真那であった)。
(続く)
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