国立大学法人法改正後すぐの続報

以前書いた国立大学の運営方針会議の記事。


こっちは、候補として上がってる名古屋大学(の附属病院)のYahooNews。


ぱっとみでの印象だと、二つの見方ができます。

  1. 大学関係者、附属病院関係者の働き方改革につながる。

  2. 運営会議の介入が大きくなりすぎると、働いてる人たちの裁量が減る。

すぐに対応したほうが良いのは1.の方でしょうね。
たしかに、最近、教育、学問、医療等で働いてる人たちの負担が尋常じゃないくらい増えています。
その改革はぜひ推進していただきたい。

ただ、問題は、2.の「運営会議の介入が大きすぎると、組織自体の裁量が減り、おかみやらなんやらの言う事を聞くことが強制される」可能性がある。
この、2.の状態って、戦前とか戦中がまさに!って状態だったと聞いてます。

うーん、、、、、?ってお話。
応急処置としての活動なら問題は少ないでしょうが、その後の恒常的な活動がどうなるんだろ?ってのは懸念しております。


ちなみに、読んだ新聞記事とか忘れちゃったので引用しませんが、東京大学、京都大学をはじめ、日本の大学の論文について国のほうが調査したことがあるようです(詳しいことは忘れたので間違ってるかもしれない)。

その時の結果として、「東京大学や京都大学、新潟大学等で、中身のない学会に論文を多量に出している」という問題が起きてたようです。
新潟大学と、あと名古屋大学だっけな?(本来は確認しろよ、って話)は、学内で内部調査を進めて、問題があれば改める、ということに手を上げました。
東大やら京大は、名指しで「どうですか?」と言われたけれど、内部調査を進めた、という続報は聞いておりません。

うーん、、、、、本当に、大学に多額のお金を突っ込んでいいのかわからないし、変な介入はいれないほうがいいような?

ちなみに、働いてる人たちの立場を守るという意味での経済的介入であったり、行政指導等なら喜んで推進したいのですが、、、、

すごく違和感のある政策です。

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