犬の散歩

　朝の公園は、犬の散歩の人でいっぱい。犬は服や首輪で、こざっぱりとおしゃれだ。自分より大きい犬を連れている人もいる。餌代が大変だろう。私は犬は好きでも嫌いでもないが、毎朝のことなので、すれ違えば飼い主と犬に一応声をかける。

　子供の頃、猫は鼠捕り、犬は番犬ののために飼われていた。生まれた子猫を、弟と遠くの山までまで捨てに行ったことがある。家に戻ると猫は私たちより先に帰っていて父に「ちゃんと捨ててこい」と叱られた。その後はたぶん川に流していたと思う。だからか、猫や犬をペットのように可愛がることに馴染めない。

　マンションはペット禁止だか、犬を飼っているお年寄りが何人かいて、朝の散歩の公園でも挨拶する。時々ルールを守るようにと回覧が回る。捨てるのは酷だ思っていたら、最近「今の犬一代限りで」と追加されていた。良かったね。でも飼い主が亡くなったらどうするのだろう。

　近くに住む孫もペットが欲しいのではと、ホームセンターのペットコーナーを見に行ったら、子犬一匹が10万円以上もする。どこから仕入れ、値をつけ販売するのか。犬、猫市場のようなものがあるのか。調べたくない。(写真は早朝の公園、まもなくドックランになる。)