台風6号と災害復旧 <名護市議会2023年9月定例会>
8月初旬に沖縄地方を直撃した台風6号は、名護市にも大きな被害と混乱をもたらしました。市内各地で倒木や土砂崩れなどが相次ぎ、多くの世帯が数日間の停電や断水の被害を受けました。
災害時の停電の復旧と市の体制
今回の台風では、停電の状況や復旧の見通しについて市民の方々から多くのお問い合わせが市役所に寄せられました。名護市は、沖縄電力名護支店との間に「災害時の協力に関する協定」を締結しており、大規模停電時に両者は被害状況や復旧見込みについて情報を共有し、行政無線等で広報し、復旧優先施設の指定などを行うこととなっています。
課題が残る災害対策
今回Uターン台風という経験したことのない混乱状況にあったとはいえ、協定で定めたような情報共有等が十分に行われておらず、市民の皆様のご不安やご不便を解消できなかったことを認めざるを得ません。今後も議論を重ね、市民の皆様に寄り添った市政を実現してまいります。
(あけみお新報編集委員)
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