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「一日一食」にこだわる必要はない

 もう10年以上前になるだろうか。食生活を、一日一食に変えたことがある。某South Cloud先生のベストセラー本の影響を、まんまと受けてしまった。(お名前を伏せたことに、特別な意味はない。ちょっとルー大柴さんになってみたかっただけだ。Together!

 当時も一人暮らしだったので、食事回数を減らすことに対し、家族からクレームが来ることはない。母親が30年以上前に他界しているので、ひょっとして見えない世界からのクレームは届いていたかもしれないが。

 一部友人からは「それ、身体に悪いよ〜」と注意されたが、知ったことではない。こんなラクチンな方法で健康になれるのなら、万々歳じゃないか。

 おそらく、飲み会の誘いとかが続いて、いつの間にかフェイドアウトしてしまったのだが(苦笑)この一日一食に、また挑戦してみたいとずっと思っていた。

 昔から「金の切れ目が食の切れ目」と言われているように(言われてねーよ。笑)今回、派遣切りの憂き目に遭ったわけだが、これはちょうどいい機会かもしれない。

 食事回数を減らせば、それだけ、お金を使うことも減るじゃないか。

 Let's 一日一食 Together!(← まだルー大柴さんが抜けていない。笑)

 ・・・ところが、事はそう簡単ではなかった。10年前の私と違い、今の私は、とにかくヒマなのだ。いくら書くことに集中するといっても、24時間書いているわけではないからね。

 24時間戦えますか〜、ビジネスマ〜ン!(リ●イン Together!)

 ・・・閑話休題。

 主に加齢の影響か、最近はもともと「一日二食」だった。いや「一日一食半」くらいかな。朝はお味噌汁オンリー、早めの夕食にはそれに、ご飯がつく、みたいな。

 一日一食にしたければ、その朝のお味噌汁を抜けばいいだけじゃないか。何がむつかしいんだ?

 いやいや、人間って、そんな単純な生き物ではない。朝、あたたかいお味噌汁をほっこり気分でいただくのは、至福のひとときなのだ。「一日一食」という体裁にこだわってまで、捨てられるようなものではなかった。

 というわけで、一日一食にこだわるのを、やめることにした。それよりも、自分の身体に、必要な食事の内容や量を、その都度聞くほうがいい。

 もう「なんとか健康法」とかいうものに振り回される時代ではないのだと思う。本当は誰だって、自分が健康でいる方法、快適に過ごす方法を知っているはずだ。

 私が「粗食」を愛しているのも、それが美味しいと感じるし、身体が喜ぶのがわかるから。

 一周回って、いつもの食生活に戻ってきた。これ、なんと言ったっけ。幸せの青い鳥?

 Blue Bird Together!(← しつこい。)

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