猫のように生きたい
ずいぶんご無沙汰していた通りを歩いてきた。その先のとある場所に所用があったからなのだが、暑いけれども、そこまで暑くない(笑)よい気候になってきたなぁと思う。
50年以上前から、幾度となく足を運んでいる場所。学生時代には、その近所の喫茶店でアルバイトもしていた。懐かしいな、と感じつつ、いろいろと様変わりしているところもあるなぁ、としみじみ。
なんと明石に、男性向けネイルサロンが! そういや営業マンが、印象アップのために爪を磨くとかいう話を聞いたことがあるなぁ。需要があるんだね。
それはさておき。
かつてルパン三世の私設ファンクラブスタッフだった身としては、この絵を描かれた方を、スカウトしたいと思ってしまう。次元カッコええやん。
当時、二ヶ月に一回「会誌」なるものの編集に携わっていた。こんな絵を描いてくれる方がいらしたら、さぞや誌面も華やいだことだろう。
ただ、おそらく、次元は爪を人に触らせたりしないと思う(笑)。商売柄、指先のちょっとしたことが原因で、照準が狂ってしまうようなこともありうると思うので。
ちなみに、私もそうなのだ。爪を飾ったり、指にアクセサリーをつけたりすると、パフォーマンスがガタ落ちするのだ。
指輪は、昔は大好きだったんだけど、締め付けられるのが苦手になってきて、最近は絶賛放置中。
そしてネイルは、爪に異物が乗っかった瞬間から「剥がしてぇぇぇ!!」という衝動に駆られてしまうので、私には無理みたい。
おそらく「装飾系」のものは要らないんだろなぁ。髪もベリーショートだし、染めもせずにグレイヘアだし。
オールシーズン、ボトムスはデニム一択だし、トップスも、たまに可愛い(と私は思っているが、ぶっちゃけ変柄。笑)ブラウスやプルオーバーを着ることもあるけど、ほぼTシャツやトレーナーで回っているし。
極力、ムダなものを身につけたくない、という思いが強い。昔、猫を飼っていたのだけど、あいつらは冬になると毛がモフモフしまくって、春になると「換毛期」といって、ガッサーと毛が抜ける。その抜け毛のお手伝い(ブラッシング)と、部屋の掃除やお片付けは、すべて人間の仕事。
私も、猫のように生きたい。自分の身体ひとつで、四季に対して完璧な対応ができるうえに、ゴロゴロしてるだけで人間を隷属できるなんて、もうこれは、ある種の「神」ではなかろうか?
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