マスクケース

暑くても、外出しなければならない時があります。

37°超えでのマスク着用は、なかなかきつい。
拷問か、修行かというレベルです。

気兼ねせずにマスクを外せるのは、自宅と飲食店のみ。

そういう意味で、
「食事時間」は、お互いに自然でいられる大事な時間だと思います。

先月、パートナーと一緒にコンサートを聴きに行きました。
感動的な舞台だったので盛り上がり、大満足で会場を出ました。

すでに、夜9時をまわっています。

お腹が空いていたのですが、
時間が遅かったせいか、閉店時間が迫っている飲食店が多い。

ファーストフード屋さんはピンきません。
キョロキョロしていたら、駅近くのビルに中華料理屋を見つけました。
23時半まで営業しています。

お店には、一組しかいませんでした。

窓際の席に案内され、席に座ります。
マスクを外すと、店員さんがどうぞと、
二つ折りの紙を差し出しました。

首をかしげながら受け取ります。
たて13センチ、横17センチの、使い捨てマスクケースでした。

上部と左側が開いており、外したマスクをしまうことができます。

使い捨てマスクケース
Mask Inn マスクイン

マスクに触れず、保管できるため衛生的!
捨てるときは、そのままダストボックスへ!
ウイルスの飛散も防げます!

マスクケースの存在は知っていましたが、
実際に見たのは初めてでした。

絵と一緒に、使い方の説明が書いてあります。

1 マスクケースを開く
2 ケースをマスクにあて、つかむように外す
3 マスクを折りたたむように挟んで保管する
4 一時的な保管 OR ケースごとダストボックスへ

たとえ日本語が読めなくても、
絵を見れば分かるように工夫されていました。

それまでは、外したマスクをどこに置くか、いつも考えていたのです。

むき出しのままだと抵抗がありますし、
かといって、あまり目立つようなものを持ち歩きたくない。

テーブルの端に置くこともあれば、バッグの中にしまうときもある。
うっかり落としてしまい、そのままごみ箱行きになり、
ため息をついたことも、何度かありました。

このケースを使えば、そういう悩みが軽減できそうな気がします。

メガネをかけた店員さんに、
「これ、すごく良いですね。ありがとうございます」
と、声をかけました。

「そう仰っていただけて、良かったです」
爽やかな笑顔と一緒に、感じの良い返事が返ってきました。

外したマスクを気にせずにいられると、ラクですね。

メニューを見てお料理を選び、
美味しい時間を過ごす事ができました。

何を食べたのかは、また別に書こうと思います。

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