可愛いよ、みんな!
私はいつの間にか、今住んでいる団地の
「御長老さま」
になった╰(*´︶`*)╯♡
この団地に引っ越してきた時はまだ26歳。近所の子ども達に「お姉ちゃん!」と親しみを込めて呼ばれて、一緒に遊ぶレベルだった。
それを見守ってくれる人生の先輩達を私は心の中で
「団地の御長老!」
と勝手に呼んでいた。
わからない事を一番に聞き、相談して、助けてくれる人生の先輩達。
まだ出来たばかりの団地のルールも先輩達がちゃっちゃと決めてくれる。私達は決められたレールの上を歩くだけ。
いっぱい教えてくれた、助けてくれた先輩達も何年も住むうちに引っ越していき、引っ越した後には新しい人達が入居して、また引っ越していき、また違う人達が入居する。
を繰り返し見届けていくうちに、ずっとそこに住んでいるのは我が家となり、団地のルールも相談事も我が家にみんな聞きに来るようになっていた。
あれ?私って御長老?🤔
こんな私が?
しっかりした本当の御長老さまを知っている私はちょっと申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
こんな時、あの方はどう言うかなあ…
こういう時どうしてあげればいいのかあ…
その時、その時に一緒に悩みながら私の力不足を感じる。
本当のちゃんとした御長老でなくてゴメンね!と私が言うと、
「ううん、ありがとうございます✨聞いてくれてありがとうございます😊」
と優しい言葉が返ってくる。みんなしっかり者だなあとつくづく感心するばかり。私はみんなに支えられているなあ、いい団地だなあと実感しながら生活してきた。
そして今。
この優しい団地を出る時がきた。
御長老ではなくなる。
優しい団地のみんなに守られていた私。いっぱいありがとうとまた会おうと言ってくれるみんな。
みんな、可愛いよ!
みんな、大好きだよ!
みんな、ありがとう!
と思いながら、昨夜は三回目の「あけちゃんさよなら会」を楽しませて貰いました。身に余るほどの催しまで用意されていて、つくづく愛されていた事に感謝の夜でした。あと何回さよなら会が出来るかな?と楽しんでくれる事に感謝して、ゆっくり穏やかに今日も過ごします✨
可愛い私の妹達、ありがとう😊
ではまた明日。