カッコーの巣の上でディーセンシーを考える
1975年製作、アカデミー賞5部門受賞の名作『カッコーの巣の上で』を観た。
ジャック・ニコルソンの“怪演”や、無名時代のダニー・デビートやクリストファー・ロイド(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドク役)を観られたのは貴重な機会だった。
(以下ネタバレ含みます)
舞台は、1963年の精神病院。
ジャック・ニコルソン扮する粗野な男が、刑務所から(精神疾患の詐病で)移送されてくる。そこは強権支配的な婦長が君臨する閉鎖病棟で、ジャックはことあるごとに対立する。
最終的に、ジャ