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コンフキウスノコギリクワガタ WD~1サイクルの飼育記録


※当時のメモや画像を参照して書いた記事になります。


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WDペア購入


2021/04/21
ネット注文して到着

  • 学名:Prosopocoilus confucius

  • サイズ:♂79mm ♀38mm

  • 産地:中国 江西省 南昌市

  • 販売店:ドルクスグッズ

  • 価格:¥18,800(税込・送料別)


国内に入ってくるコンフキウスはほとんどがベトナム産で、中国産の入荷は少ないです。
このペアを含む3ペア&1♀が販売されていました。


南昌市は江西省の省都で大都市のようです。

なので最初は集荷地名かと思いましたが、中心部から離れると湖や山があって普通に採集地の可能性もありそうです。


今回はWDといっても材割採集品のため実質新成虫と同じです。
でも届いた時には動きが活発で、これはもう後食しているとすぐ分かりました😎
入荷自体は1か月以上前だったので、ショップで管理されている間に後食開始したんでしょう。

休眠明けを待つ必要がなくなったのはラッキーでした🎶


2021/04/27

ゼリーを十分食べさせたところでペアリング開始
顎縛りは無しです。

2021/04/30
ペアリング終了
メイトガード確認🆗


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産卵セット~割出


2021/05/01

産卵セット1回目

  • ケース:セパレートケース中

  • マット:産卵一番

  • 産卵木:コナラ1本(太め)


2021/05/17

ケース底に卵発見✨

2021/05/19
セットから♀を抜いて追いがけと小休憩させます。


2021/05/21

産卵セット2回目

  • ケース:セパレートケース中

  • マット:産卵一番

  • 産卵木:コナラ2本(太め・細め)



割出


2021/06/16

1セット目の結果は初齢15匹
マットと材両方にまんべんなく産んでいました。

2021/07/15
2セット目は23匹
材は太い方に集中して産んでいました。


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幼虫飼育~羽化


30匹以上飼育したので、全部は紹介せず上位の♂4・♀1のみ抜粋


91mm

2021/06/16 Element800
2021/09/09 G-pot2000 22.1g
2022/01/07 恵栽園マット2000 23.6g
2022/07 羽化


92mm

2021/07/15 Element800
2021/10/31 恵栽園マット2300 24.5g
2022/04/21 恵栽園マット2300 27.7g
2022/08 羽化


92mm

2021/07/15 Element550
2021/10/19 恵栽園ヒラタケ2300 20.3g
2022/02/15 恵栽園マット2000 29.0g
2022/07 羽化


93.5mm

2021/06/16 Element800
2021/09/30 G-pot2000 24.9g
2022/01/26 恵栽園マット2000 27.4g
2022/08 羽化


48.5mm

2021/06/16 Element800
2021/09/15 恵栽園ヒラタケ1100 14.2g
2022/01/02 恵栽園マット1100 14.2g
2022/06/下旬 羽化


菌糸→マットのリレー飼育

菌糸は
Element(オオヒラタケ・月夜野きのこ園)
G-pot(ヒラタケ・フォーテック)
タダノヒラタケ(北斗恵栽園)の3種使いました。
使い分けをした意図は・・・特にないです💦

無事羽化した♂が13匹で、最小84~最大93.5の平凡なサイズでした。

1匹ぐらい95は超えてほしかったというところ😑
ヤフオクではたまに100UPの飼育品も見かけます。


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飼育を終えて


休眠期間の長い本種ですが、♀1匹だけは羽化してすぐ自力ハッチしてバリバリ後食始めました。
羽化時期はみんな大体揃っていたのにこういうのはちょっと困りますね😥
国産ノコギリでも同じ経験が何回もあります。

案の定♂は全然起きないし、産地的に単品じゃ欲しい人もいないし、結局翌年4月に寿命を迎えました。
流通がほぼない産地を飼育するときのデメリットが出てしまいました。

ちなみに他の新成虫は低温管理していたら翌年5月でもまだ寝てました( ˘ω˘ )

ブリードサイクルに関しては産地による違いはないと思います。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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