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【第1章】③会いたい人を思い出すとき

今回はいつ行ってもいいマインドセットを紹介。
これは最初に紹介してもいいくらい結構初歩的というか、結構重要な考え方かもしれない。

心がつらい、どうしようもなくつらく、消えてしまいたい……そんな時ってあると思う。消えてしまいたい時に、あなたに会いたい人がいないか思い出して欲しい。

それは家族でも、友人でも、かつて関わりがあった人でも、職場の人でも、なんなら人じゃなくてもいい。ご近所の窓辺にいつもいる猫とか、歩いているとたまにすれ違う犬とか。部屋の隅に置いてあるぬいぐるみとかでもいい。実際会ったことないけど、あのネットの知り合いどうしてるかな、とかでもいい。
そういう遠かったり近かったり、関わりがあるものを思い出してみよう。

会いたいものがいる内は、消えたりしちゃダメだよ。

とんでもなくふんわりとした精神論だが、私はそう思うのだ。
実際、私は自殺未遂を繰り返していた時期に、家にいた小さなモルモットに命を救われたことがある。
あの子が待っている気がしたのだ。

そこまで明確に会いたいと思えなくても、関わりがある人のことをなんとなく思い出してみるのは消えたい時のマインドに効くと思う。

なんでそこまでして消えずに生きなきゃいけないのか、と問われると明確な答えを持ち合わせていないので少し弱い。
私自身、なんで生きているのかと問われると「死んでいないから」としか言えないけれど、つらさから逃れるのに死ぬしかないって状況はそうそう無いものかも知れないとも思うのだ。
そんな、つらさから逃れるために死ぬほど痛く苦しい思いをして本当に死んじゃうくらいなら、今知恵を絞って生きる方向に考えをシフトした方が幾分かマシだと思う。
感性は人によるけど、私はそう思うなぁ。

「死なない」と決めるのはもう少し先でも、「とりあえず今は生きよう」くらいに思って貰えれば幸いだ。そうだよ、生きるのは今しかできないけど、死ぬのはいつでもできるんだから、とりあえず今は生きておこうよ。
「死なない」と決める話は、もう少し後で……。

今回のポイント

  • 会いたいものがいる内は消えちゃダメだよ

今、生きてこの文章を読んでくれてありがとう。

それでは、また次回!

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