執筆後記 『君と”グッバイ”がしたい』について。

 冬の寒さが身にしみる季節になりました。いかがお過ごしでしょうか?
 今回も読んでいただきありがとうございます。

 今回は大学生の冬の一場面を設定にして書きはじめました。
 作中に話題に挙がる『人の変化』について、最近よく考えていました。
 私にも、作中の大園さんと同じように、「この人、こういうこと言う人だったの?」と思うような出来事があって、やるせない気持ちになることがありました。
 そういう実体験から着想を得て、物語を膨らませていきました。
 『周りの人が変わっていくことの儚さ』
 『自分が変化していくことに柔軟でいること』
 私も考えて、言葉を選びながら、作中のキャラクターと会話するように書き進めていきました。
 「これが答えだ!」と言い切ることはしませんが、自分なりの真理を見つけ出すことができたのかな、と思います。
 いかがでしたでしょうか?

 
 慌ただしい年の暮れではありますが、よろしければ年末年始に過去の作品もお楽しみいただければと思います。
 お付き合いいただきありがとうございました。

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