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球技のチームワークに学ぶダンスのチームづくり!

先週の日曜日、小学校体育非常勤講師の模擬授業イベントに参加してきた。

講師の先生は全員で10名くらいで、それぞれマット運動、跳び箱、体つくりの体操(縄跳びなど)の授業を担当された。

私自身は、表現運動、リズムダンスが担当なので、リズムダンスの模擬授業を手拍子リズムと2,3拍子などさまざまなリズムの曲を使ってやってみた。

先生方の模擬授業の中でも球技の授業を受けたとき、チーム対抗の球技をすることはチームワークを良くするのにとても役に立つのでは!と気がついた。

というのも、私が以前担当していた学校のダンス部は、なんか部員がみんなよそよそしくて、部長や上手な子に遠慮して言えない雰囲気が部内に漂っていたからだ。

特にグループで群舞を踊るときにグループのチームワークがいいと、群舞の表現がとても良くなる。

そのダンスのチームワークについて、球技のチームワークと比較して考えてみた。

1,球技のチームワークとは?

チームワークを辞書で調べると


成員が一致して目的を達成するための、チーム内の団結連係
共同作業研究

精選版 日本国語大辞典

チーム対抗で球技をするとき、
例えば、4人づつ攻撃と防御のチームに分かれて、相手のゴールにボールを入れたら1点取れるというような球技試合の場合、仲間の4人でボールを持っている人がゴールしやすいように作戦を練ってプレーをする。
良いプレーをするには、一人だけが頑張るわけでなく、みんなで頑張る体制が大事になってくる。

例えば、ゴールで最後にボールをシュートする人がエースとして脚光を浴びそうだが、
ボールを運ぶチームワークがいいから最後にボールがシュートできるのだ。
もし、途中で相手にボールを取れらても「ドンマイ!次がんばろう。」とか、チームの仲間がボールを取られたなら、みんなでがんばって取り返そう!と頑張れるチームはチームワークがあるのだろう。

そして、球技では特に相手のゴールにボールを入れるという、チーム全体の目的があるので、チームワークを育てやすい。

2,ダンスのチームワークとは

ダンスでも、みんなで一つの曲を表現豊かに踊るためには、球技と同じようなチームワークが必要になってくる。

例えば、群舞で踊るときも、みんな前を向いて淡々と自分の踊りだけを踊るよりも、みんなと一緒に息を合わせて踊った方が一体感が出るし、見ていても、息の合った群舞は素晴らしいものがある。

また、ソロ、デュエット、群舞などいろいろな形態で構成されるダンス作品を踊るにしても、あまり上手く踊れない人がいたら、「何かわからないことある?」と声を掛けたり、がんばって踊った仲間に「お疲れ様〜よかったよ!」と言い合ったりすることは、みんなで楽しく、一つの作品を作って、発表するのに必要なチームワークになる。

ダンスというと、個人で頑張るものという個人プレーのイメージが強く、それぞれがマイペースになりがりだが、みんなで一曲を踊るときや、ダンス作品をみんなで作るというときには、球技で体験するようなチームワークは大切だ。

まとめ

小学校非常勤講師の模擬授業で久しぶりにチーム対抗の球技をやって、チームワークの良さを改めて気付かされた。
グループや大勢でダンスを踊るときも、こんなチームワークがあったら、素晴らしいダンスができるだろうと思うとワクワクする。
グループでダンスをする前に、簡単な球技試合で遊んでみるのもいいかもしれないと思った。


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