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ハウルの思い出と母親の彼氏
「今週の金曜ロードショーはハウルですよ」
会社の仲のいい後輩ちゃんが教えてくれた
「ハウルかっこいいよね」
「一番かっこいいです!」
「アシタカとかハクとよく並ぶけどやっぱハウルやんね」
という会話をし、ふと
ハウルって何年前に上映されたんや…?と思い調べた
20年前だった
えっ、嘘、そんなに経つ?????
後輩ちゃんが「私4歳の時です!」と言った後に
「ゆりねさんはいくつの時ですか?」と聞いてきた
これはダメージがでかい!
でも上映されてちょっとしてから当時の母親の彼氏がハウルの違法DVDをくれた記憶があるので
「14ぐらいかな?」って答えてから
「…嘘嘘嘘!!!15の時!」となった
大した差ではないがサバを読んだわけではなく脳が計算することを拒否していた
てか付き合ってる女の連れ子に違法DVDを渡すな
入手経路とか怖くて何も聞けなかった
ちなみにそいつは江頭2:50に似ていた
私のことを「お嬢」と呼ぶので大嫌いだった
そいつは最初週に数回うちに来る程度だったが気が付けばうちに住んでいた
そして家事とかを何もしないクソだった
あまりにも嫌いすぎてそいつの革靴に液体のりをまるまる1本注いだことがある
朝方に「うわあ!!!!!!!!!!」という絶叫が聞こえてざまあみろという気持ちしかなかった
そいつには怒られなかったが母親にはしこたま怒られた
最初「あんたなんかした?」と母親に言われ
「知らん」とだけ答えたら白々しく「じゃあ知らん人がドア開けてのり入れて行ったんかな?」と
聞いてきたので「そうやと思うよ」って言ったら
「嘘つけ!!!!」と怒鳴られた
ただこれで私がおっさんを嫌っていたことが両者に知れ渡ったので良かった
未だにトラウマやけど年頃の女の子(私)がおるのに母親とおっさんが毎日同じベッドで寝てたのだいぶきつかったな
私が寝静まってからやる事やってたんかと思うと本当におぞましい
ちなみに2人が出かけた途端に私がそいつらの部屋に行き壁に回し蹴りをして穴を開けたことがある
その音を聞き付け即帰宅した母親にまたもやしこたま怒られた
引っ越す時も「あんたの開けた穴の修繕費高くついたわ~」みたいなの言われたけど私の心の傷の方が一生もんだバーーーーーーカ!!!!!!!!!
終わり