あかばねこども園

令和4年度から田原市赤羽根町で幼保連携型認定こども園を運営します。

あかばねこども園

令和4年度から田原市赤羽根町で幼保連携型認定こども園を運営します。

最近の記事

竣工式と開園・入園式

とにかく目まぐるしい1週間でした。 1週間前の3月27日に竣工式を行いました。 新型コロナの心配があるので参加者を少なくし、時間も短縮してできるだけ「こびそ」に(こじんまり、小さく)行おうと思っていました。(この記事を書いていて、「こびそ」が方言ということを知りました) 蔓延防止の措置の終わりも見えてきた頃から、せっかくやるんだからという思いも出てきて、結局、午前中に50名ほどにご参加いただいて竣工式を行い、午後は地域の方を対象に内覧会を行いました。 竣工式は、田原市

    • いしづみワークショップ開催

      昨日、園庭の一角にある果樹園の土を留める石積みを造りました。 保護者の方、地域の方の参加に加え、設計監修の太幡先生率いる名古屋大学の学生、園庭・外構デザインの武田先生率いる千葉大学、立命館大学の学生も遠くから車で駆けつけてくれ、約30名の参加となりました。 講師は、一般社団法人石積み学校の金子先生です。石積み学校は、「石積みの風景と、それを支える技術の継承を目的として活動」している法人です。(鉤括弧内は石積み学校ウェブサイトより) 最初に、一般社団法人石積み学校の金子先

      • 白いすべり台のある山 砂場のある谷

        写真は先週の金曜日の様子です。4月まで1ヶ月をきりましたが、まだ園庭にはコーンが並び、敷地では重機が作業しています。でも、確実に仕上がりの姿が見えてきています。もともとの地形を活かしてワクワクする空間ができてきています。 園庭には大きな複合遊具は入りませんが、白いすべり台、砂場が2箇所、小さいブランコ、雲梯、鉄棒、そしてHECHIMAという名前のヘンテコな遊具が入ります。どの遊具もシンプルですが遊び方に工夫ができるものを選びました。 すべり台の魅力的な遊び方の一つは、逆か

        • いしづみワークショップ

          あかばねこども園の園庭の一角に石積みを作ります。「空石積み」という方法で積みます。 高低差のある土地を開墾して田畑を作ってきた日本には、その土地ででた石を積み上げて田畑を整える「空石積み」といわれる技術が全国にあったのですが、今日ではその技術が受け継がれなくなってきているといいます。 しかしその一方で、自分の事は身の回りの物で整えていこうという、循環型の生活に魅力を感じている方々から空石積みは支持され、石積み人気のある体験なのだそうです。 今回、一般社団法人石積み学校(

          シンボルツリー

          「五感をいっぱい使える豊かな自然、わくわくする起伏で遊んで経験する身のこなし、いろいろな場所があって自分のお気に入りの場所がみつかる園庭にしたい」 ランドスケープの専門である千葉大学教授の武田先生は、私のそんな思いを受け止め、さらに私の思い以上に素敵な園庭の計画を描いてくれました。 それなのに「でもやっぱり園庭で運動会ができるくらいの平らな場所もあったらもっといいな」とリクエスト。 そんな欲張りな私のリクエストに、武田先生は、平らで平凡になりそうな園庭を真ん中にシンボル

          シンボルツリー

          園服など

          田原市の公立保育園のうち、旧赤羽根町にある3つの園(今回統合する園)だけは黄色い園服です。白い襟でかわいい園服なのですが、上のボタンが少し窮屈なのと生地が薄い点を改良したいと思い、新しいデザインの園服を用意しました。 後ろには園のロゴが小さく入っています。 実物とはだいぶ違う色の画像になってしまったので、彩度を落として掲載しています。実際の色はこんな色です↓ もったいないのでこれまでの園服も利用していただくつもりです。しばらくは、新しい園服とこれまでの園服が混ざっての保

          園名プレート

          あかばねこども園は全力で建築中。 今日は園名のプレートの大きさ等の確認のため建築現場に行きました。 設計監修の太幡先生が園名プレートの大きさ確認のため、手作りで見本を作ってきてくれました。 あかばねこども園のロゴは、ローマ字表記の頭の文字をとって「akbn」です。48人いる秋葉原のグループのようですが、「n」がついているのでお許しください。実はこのロゴにもこの園舎や保育の想いが詰まっています。それはまた別の機会にご紹介できればと思います。 控えめな大きさでいい感じです

          職員募集

          上の画像は、園を西側から眺めたところです。なんだか街並みのような園舎です。 こんな街並みで一緒に働く方を募集します。 ①事務員 短時間またはパート・・・事務全般 ②栄養士 パート・・・自園調理の献立づくり・クッキングデーの企画 ③保育補助者・・・保育者の補助 職員室から見た園庭。事務員の方は、きっとこの窓の外で走り回る子ども達を見ながらお仕事をする事でしょう。 調理室の隣にある子供用台所。クッキングデーにはここで子ども達が給食づくりの手伝いをすることでしょう。栄養

          木の選定

          園庭のデザインでご協力をいただいている千葉大学の武田先生とともに、園庭に植える木の選定に行ってきました。場所は愛知県稲沢市。稲沢市は日本四大植木産地の一つと呼ばれているそうです。そう言われるだけあって、あらゆるところに圃場(ほじょう)と呼ばれる木の畑がありました。 本日選ぶ木は18種。業者の方があらかじめ目星をつけてくれていたのでそれほど時間はかからないのではないかと思っていたのですが、比べてみるとそれぞれの木に違いがあり、意外と時間がかかりました。 樹種ごとに植えてある

          定例会議

          毎週火曜日は建築の定例会議。会議では思っていた以上に決めることや工夫することが沢山あり、毎回気づけば外は暗くなっています。現場事務所がある区画整理地(スマイルタウン赤羽根)は、街の灯りがまだ少なく、いつも定例会議の心地よい疲れを感じながら真っ暗な中を帰るのですが、いまだに綺麗な星空と出会えたことがありません。残念ながら今日も雨天でした。 建築はウッドショックの遅れを挽回すべく、現場の皆様は毎日休みなく働いてくださり、もちろん雨天の今日も作業をしていらっしゃいました。本当にあ

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          こんな園舎になります!

          田原市赤羽根町に建設中の認定こども園。令和4年4月開園です。 設計監修の名古屋大学太幡研究室作成の動画をご紹介します。 ぜひご覧ください!

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          柱が立ちました

          ウッドショックで少々遅れていましたが、やっと柱が立ちました。 新型コロナウイルスの影響で木材の輸入が滞り、その影響を受けて国産材の供給も切迫している現状を「ウッドショック」といいます。ウッドショックの理由について、経済産業省のサイトの説明を引用します。 膨大な財政出動と低金利政策が取られた結果、アメリカではリモートワークで自宅にこもるようになった市民が住宅を郊外に新しく購入したり、リフォームを行ったりする流れが進んでいたと言われ、ここ数年、アメリカの住宅建築需要が伸びてお

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          建築と保護者の会(10月22日)

          この記事は、10月22日に書いたのですが、公開するのを忘れていました。せっかく書いたので少し遅くなりましたが公開します。 今日は、あかばねこども園の建築を取りまとめていただいている名古屋大学の太幡先生と、園庭を含む外構をプラニングしてくださっている千葉大学の武田先生にズームでお招きし、関心のある保護者の方々と新しい園のコンセプトや設計のアイデアなどについて1時間半以上にわたりお話をしました。 この会では、私が的確に伝えられないことを設計の先生方は上手に表現していましたので

          建築と保護者の会(10月22日)

          職員募集

          令和4年度4月から一緒に働く仲間の募集にあたり、説明会を開催します。 日時 令和3年10月19日(火)18:30〜 場所 田原福祉センター大会議室 募集内容 保育教諭(正規6名程度 パート7名程度)、調理師1名、栄養士(パート)1名 ご興味のある方は、学校法人正円寺学園 0532-54-7967(認定こども園牛川育英幼稚園)までご連絡ください。

          遠くても 通いたくなる こども園

          田原市には図書館が3箇所ありますが、それぞれの図書館にあかばねこども園について掲示をさせていただいています。画像では見にくいですが、今回新しいフレーズを盛り込みました。「遠くても 通いたくなる こども園」 通うのは子どもですが選ぶのは親だとすると、正確には、「遠くても 通わせたくなる こども園」なんでしょうけど、7・5調で調子がいいので「通いたくなる」です。 子ども達は日中の多くの時間を園で過ごします。子ども時代の貴重な時間を過ごす園舎・園庭に、子どもの心が動くきっか

          遠くても 通いたくなる こども園

          園庭の検討

          先日、園庭を含めた外構についてご協力をいただいている千葉大学の武田史朗先生が、はるばる千葉から園庭の模型を持ってきてくれました。 武田先生は、やりとりをする度に、私からの無理な注文を受けとめ、その注文に込められた思いを反映してくれてきています。今回持ってきてくださった模型の案は、以前の案にも増して「自分の好きな場所がある園庭」になってきています。 これまでの案をご存知の方は、この模型を見て、「こだわっていた川はどこへ行ったの?」と思われることでしょう。 実は、園舎や園庭