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適切な表現でないことは承知のうえでの、くだらないお話

駆け出しのライターとして出会ったメンバーたちが、毎回特定のテーマに沿って好きなように書いていく「日刊かきあつめ」です。

今回のテーマは「#パリ」です。

斜視の人間のことを、『ロンパリ』という表現が、以前あった。
「左目がロンドンを見ているときに、右目がパリを見ているから」らしい。

おおおー
まぁ、なんとも、すげぇ表現である。音も、まぁ、ポップである。
とうとう聞かなくなったが、僕の子供のときには存在していた言葉だったかもしれない。

似た感覚を覚えた単語として、『味噌もクソも同じ』思い出した。
ちょっと違うけどね。けど、クソって、ねぇ。「やぁ、すーーごい表現だよなぁ。」と、ダシ汁に味噌を溶かす度に思い出す。
同じじゃぁ、ねぇよなーー


そういえば最近、能登半島地震のニュースで久しぶりにこんな単語を聞いた。

「昔は日本海側のことを『裏日本』なんて言いましたしねぇ。」

うおーー、そんな言葉あったよなー。
太平洋ベルトが存在する太平洋側は表日本で、日本海側を裏日本という。なんとも、悲しい言葉である。


先日、ふとブックオフに立ち寄り100円コーナーで吉田戦車の漫画を読んでいると、妾のことを『ニ号さん』と表現しており、「吉田戦車のマンガを久しぶりに読んだなー」と感じた。

90年台のヤンマガを読んだら、風俗を『トルコ』といい、処女を『新車』と書く。後続車から追突されたら『オカマ掘られたわー』と笑う。
品がないのは変わらないが、さすがに今のヤンマガ作品はもう少し行儀がいいよなぁ。

やぁー
年々言葉は変わっているし、世界はいい方向に進んでいる

そんなことを思った

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