安楽死
ベルギーでは安楽死が認められていると、voicyで聞き母の事を思い出しました
6年前に母は肺がんで亡くなりました
最初は普通に日常生活が出来ていたものの、抗癌剤や、転移などで
徐々に自分で出来ることが減っていきました
お風呂に入れなくなり、トイレに行けなくなり、最後は横になってテレビを見つめているだけ
オシャレで、目鼻立ちのハッキリしていた母は、髪の毛が抜けるのが嫌で洗髪を嫌がったりしていました
プライドが高い人だったので、色々出来なくなる事も、見た目が悪くなる事も、とても辛かったと思います
最期の方は、生きていて楽しい事はあるんだろうか?と
本人も辛いでしょうけど、私達も何と声をかければいいのか、分からなかった
本当は、早く終わって欲しいと
皆、思っていたのかもしれません
ただ、それを口にする事は、なかなか難しい事で
もし、「安楽死」という選択があれば、何か違っていたのかもしれません
結果は同じなのだけど。