飛行機ブーンは役に立つ!
重度知的障害児のために重度知的障害者の母であるワタシが重度知的障害児から重度知的障害者になって、あの頃、母子通所でやって、家でも毎日やって良かったことをお話します。
飛行機ブーンは多動を救う!
療育センター飛び出して、母子教室に通って良かったことは、「飛行機ブーン遊び」です。
両手広げて「飛行機ブーン」と叫びながら部屋を丸く走り回ります。
「ストップ!」と言われたらその場でピタッと止まります。
一緒に「飛行機ブーン」と走り回りながら、
ストップで「オットット」とバランスくずすのも織り混ぜながら、笑かしたり、キャーキャー言ったり。
ピタッと止まったり。本人がピタッができたら誉めまくります。こんなん毎日やってました。
他にもお馬パカパカやらいろんなのやりますが「飛行機ブーン」は将来役立ちます!
飛行機ブーンは前頭葉が鍛えられる
前頭葉は、抑制系を司る場所で理性が働く場所でもあります。
ストップで自ら止まることで、止まる理性を働かせるわけです。
刷り込みは一生持つかも
もう、ストップを刷り込むほどやりましたので、
多動で捕まえそこなって逃亡しても「ストップ!」と叫ぶとピタッと止まります(笑)
いろんな場面で「ストップ!」は役立ちました。
「ストップ!」の変化系で「お座り!」も教え込み(犬か?😓)
座るべき場所では座れるようになりました。
今は「ストップ」も「お座り」も言いませんが(メトロの社内で車椅子のワタシの近くに座っています)
幼児期に片時も手が離せなかった娘も
今は車椅子のワタシの後ろからついて来るのです😳☺️
バックミラーは必須!
目線に入るように大きなバックミラーを車椅子に取り付けています。
小学生の頃は、後ろをついてきてはくれなくて、しょっちゅう逃亡していました。
走れ走れ~走れば~
集団登校にも毎日付き添って行くのですが、集団無視して走っていくのです。
普通サイズ着れたのよ😚
ワタシも走った走った。
あの頃のワタシはスレンダーでした😒
先に行く娘を横断歩道のとこで「ストップ!」と大声で叫ぶとちゃんと止まってくれました。
学校でも先生も追いかけたおしていて
逃げ足は
超速いのに、運動会ではやる気なく、ペタンペタン走っていつもビリでした。(本気だしたら一等かもしれんのにと言われていました)
「ストップ!」はめちゃめちゃ役に立ちましたが、
逃亡クセは「飛行機ブーン」の弊害の可能性もあります😆
あきらかにきゃはきゃは笑っていました。
今は車椅子のワタシと歩調合わせてくれるので、ずいぶん成長したなと感慨深いです。