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過去が未来を輝かせてくれると教えてくれた/#1ヵ月書くチャレンジ Day9

いしかわゆきさんの『書く習慣』で奮起して続けてる#1ヵ月書くチャレンジ。本日は9日目。

Day9.最近泣いたこと

このチャレンジを始める前にざっと30日間のお題に目を通した時に「シンプルで逆に書くの難しそうだな〜 」と思ったお題のひとつ、だった。…だったのだ。なぜ過去形なのか?というと、泣いたのだ。つい昨日

昨日のお題に対する文章でお分かりの通り、今の仕事の状況でなかなかにいっぱいいっぱいでいた時にふとみた動画で泣いてしまったのだ。

待ちに待った315プロダクションのアイドルユニット、DRAMATIC STARSの新曲である「Chance to Chance」のライブ映像を観て気がついたらツーっと頬を伝ったのだ。

3人を一目見ようと訪れたファンのキングブレードのオレンジの光で埋めつくされた大規模会場で圧倒的存在感を放つDRAMATIC STARS。

何かと話題の315プロダクションにおいてセンター的ポジションのアイドルユニットである。
メンバーは、天道輝(28)、桜庭薫(26)、柏木翼(24)の3人。そしてこのユニットの大きな特徴は、三者三様誰もが憧れる前職に就いていたことに尽きる。ユニットセンタード赤色の天道は元弁護士、青色ジャケットの桜庭は元医師、そして爽やかグリーンの柏木は元パイロットである。どれも子どもの頃になりたい職業ランキングに入ってくるだろうし、職業名乗れば誰しも尊敬の眼差しを向けてくれるだろう。ただ、なりたいと強く憧れても誰も彼もがなれる訳では無い。けれども3人はそれぞれの志を胸に前職からキャリアチェンジしてこのアイドルの世界に飛び込んだのだ。パフォーマンスを見ながらこの背景を思い浮かべるだけで、仕事に押しつぶされそうだった自分はさらに目を潤ませた。

3人は、とりわけダンスや歌を幼い頃からレッスンを積み重ねてきたわけではない。ましてや前職の系統とは全く異なる上にきっと業界の中では「遅咲き」と言われる存在でもあるだろう。けれども、このスケールの大きい会場で物怖じせずに、息も乱れぬ振りにブレない歌声。そのパフォーマンスの高さにこの舞台に立つまでにどれほどまでに時間をかけて妥協せずにレッスンを積み重ねてきたのかの背景を想像して涙が溢れてきた。

社会人経験を積んできて、ある程度慣れた頃に全く異なる業界に飛び込む。この一歩歩は、全員が全員踏める勇気をもちあわせていない。けれども、それぞれが理由(ワケ)あって、アイドルでなければ成し遂げられないと覚悟をしてきっと今日までステージに立ち続けてきたのだろうと推察する。

これまでの社会人経験とは少し毛色が違った状況に陥ってどうも出来ずに押しつぶされそうだった自分の心にすっと光が差し込んだようだった。クオリティを求めて努力してきた姿勢が見えるから、自分なりに頑張ろうと思えた。一生懸命に夢を追って、叶え続けている3人の「これをやりたかった」という顔が支えになる。

暗転からの天道輝の自信に満ち溢れた笑顔、クールな二枚目な雰囲気を持ちつつも歌声も振りも情熱が溢れ出る桜庭、その2人とは対照的にしなやかで柔和な雰囲気の中に小悪魔的な顔を覗かせる柏木の3人だからこそこのパフォーマンスは誰をも魅了する。

それぞれが理由(ワケ)を背負ってアイドルとしてステージに立ち続けているのかは、キングブレードを持つ側としては計り知れない。けれどもこれほどまでに、今の状況に不貞腐れず自分なりの落とし所を見つけてやってくしかないと決意させてくれたことに頭が上がらなくなる。自分がこの会社でやりたいことを見出して、選択して今の立場にいるのだからここで潰れることは望んでない。決めたからにはやり通したい、と腹がくくれた。

過去が未来を輝かせてくれる。
DRAMATIC STARSがこれほどまでに光り輝くのは、前職の経験もあってそれを乗り越えてきたからだろう。きっとこの輝きは消えることはなく、もっと3人は磨かれていくと確信していく。

気がつけば落ちる涙はどこにもなくて、きっとこの経験が未来の自分を輝かせてくれることを信じて生きていこうと思う。

#沼落ちnote


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真
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