自分の人生はなに中心?
先日読んだ本にこんなことが書いていました。
「あなたの人生は何が中心にあるか」
自分の人生、行動を振り返った時にすぐに「あ、仕事中心だな」と即座に思いました。
この5年ほど、仕事に没頭して、何事も仕事優先。
いろんなことを忘れていました。
私という存在に題名をつけるとしたらどうなるのかを考えた時に、仕事のことだけしか考え付かなかったのです。
私の仕事は〇〇で、こういうことをしていて、こういう資格があって…
それが題名になっていたのです。
しかし、それが大事にされるのは仕事の場面だけ。
仕事をとってしまえばなんともない人なのです。
今まで、何か秀でたい、特別な存在として認められたい、と思うことが多かったからなのか、そんなふうに仕事中心になっていたのかもしれません。
何より驚いたのは、自分自身がそれについて5年も気づいていなかったこと。
5年という歳月は長いのに、気づかないなんて…
怖すぎます。。。
それほど仕事ばっかりになっていて、他の周りのことが見えていなかったのです。
それに気づけたのも、本のおかげ。
今年は本を読む時間も確保できるようになり、いろいろな本を読む機会が増えました。そして自宅での仕事なので、自宅にいる時間も増えてきました。
そうすると、今まで気づけなかった、家の中のこと、外のことが見えてきたのです。「こんなところに埃が溜まっている!」「植物が知らぬ間に新しい葉っぱを出している」「あれはどこにしまったのか」などなど。自分の家なのに、知らないことがいっぱい。
そして、自分のことはどうか?と振り返る機会もできました。
4月。毎年この春の季節に体調を崩しやすい数年。思えば仕事を一生懸命にしすぎていることが原因だったのかもしれません。昨年はメンタルトレーナーの方との出会いで、自分を見つめ直すきっかけを作ることができました。今年は改めて自分の人生について考えよう!と思い、昨年1年の流れを思い出してみました。
そうすると、プライベートの部分がものすごく少なく、仕事を中心に人に会ったり、出かけたり、スケジュールは常に仕事の項目に埋め尽くされている…。
なんとも恐ろしい内容でした。
そして、思考がすごく変わっていることに気付かされたのです。
それは、前回にも記載した1年以上書いている罫線のないノートに書かれていること。その中は仕事でいっぱい、仕事で利益を上げるためにどうしたらいいか、何をしなければならないか、に埋め尽くされていたのです。
仕事に繋ぐための人との繋がり
仕事の効率アップ、利益アップのための行動
仕事のためにどう時間を作るか
完全に「仕事中心」でした。
先日までの私は仕事中心の生活で、思考も仕事中心。それは幸せなのだろうか。と考えた時に、仕事がなくなったら何もなくなるような怖さを感じました。何かを選択するとき、行動をするとき、思考、全てが仕事に支配されているような気がしたのです。
もう少し自分の声を聞いて、自分のルールに則って、そんな生活でもいいのではないか?と思いました。
自分の〇〇中心を無くした時に
何をしたいと思うのか?
何を選択するのか?
誰と居たい?一人で居たい?
それを考えた時に、自分の考えや行動を選択していくのは自分のルールの中にあることを改めて感じさせられました。
〇〇中心になってもいいけど、振り返って一度立ち止まって自分の辿ってきた道を見てみることも必要。振り返ることで、未来に進む道に新しい選択肢が出てくることもあります。
選ぶ道は一つではなく、無限。
春の季節、一度振り返ってみるのも良いかもしれません。新しい道のために。