味で思い出す青春、チェルシーとぶどうこんにゃく
先日チェルシーの販売が終わるというニュースを耳にした。
すごくびっくりして、買いだめしようか悩んだ程。
でも買えなくなる、と思うと買いたくなるけれど、もう買えないならそれはそれで思い出になるかとも思う。
チェルシーは日本人にとっても、私にとってもすごく懐かしい味の一つだと思う。
箱に入ったチェルシー。
私は断然ヨーグルトスカッチ派だったけれど、みんなは何派なんだろう。
チェルシーといえば、ケミストリーな思い出もあるけれど、なんとなく思い出すのはおばあちゃんの家で食べたチェルシー。
おばあちゃんの家のお菓子が入っている戸棚を開けると、箱に入ったチェルシー。
子どもの頃の私にとっては特別なものだった。
あのスライドさせて開ける箱にも特別感を感じていたし、おばあちゃんの家に行った時に食べられるというのもまた魅力の一つ。
そんな時に思い出したのが、写真にも登場したぶどうこんにゃく。
高校の時に購買前の自販機で売っていたあれ。
それもまた懐かしい味。
ぶどうこんにゃくの思い出は、高校時代のあれこれ。
高校1年生の時の部活後のぶどうこんにゃく。
友達とじゃんけんして買うとか買わないとかやったな。
そしてこれを飲みながら、当時の彼氏の部活終わりを待っていたり。
高校2年生になってからは、昼休みに購買前で友達とバースデーパーティーしたり、放課後そこで話したり。
高校3年生になってからはクラスが離れた友達との集合場所は決まって購買前。
高校3年間はいつも思い出が購買前のテーブルとこのぶどうこんにゃく。
その時思っていたことなんて、ほんのちっぽけなことで。
困っていた悩みも、今考えるととても可愛い悩みで。
高校生の時の悩みは、ほとんど恋愛か友達のこと。
あぁ。
今も悩みはあるけれど、あの時の悩みをもう一回感じたい。
ぶどうこんにゃく、飲んだら思い出すかな。