見出し画像

月の暦:本日ハスタ

インド占星術を学び中です。

どうして西洋占星術でなくてインド占星術なのか?のお話はまた改めて。

インド占星術の中でも私が惹かれるのがナクシャトラ。日本語にすると月の宿になります。

月の宿というと、宿曜占星術で使われていますが、実は、宿曜のもとがインド占星術のナクシャトラ。宿曜の本やサイトを見ていると、そのことに触れて、ナクシャトラ名と宿曜名を対比させているものもあるので、宿曜に馴染みがある方は、名前だけでも聞いたことがあるかもしれませんね。

月の宿=ナクシャトラは天空を27に分割しています。皆さん馴染みがあるのは12星座だと思いますが、12星座は天空を12分割したものなので、それよりもさらに細かく分割しているということになります。

この27に区分けされた領域にはそれぞれ名前がついていて、各ナクシャトラには支配神や支配星、象徴など様々な要素が含まれています。

月は日々天空を移動して、27の宿を順番に通過していきます。そのため、ほぼ毎日ナクシャトラが変わり、その都度、その日の性質も変わります。

今日は、ハスタという名前のナクシャトラに月が入っています。ハスタは乙女座の10度から23度20分。この位置に月がいるということです。

ハスタの象徴は手のひら。
キーワードは調整。
支配する星は月。

手のひらが象徴となっているように、このナクシャトラには職人とか、熟練技術、手先の作業などに関する活動が連想されます。

そして、ハスタの性質は軽。軽には、発展・進歩・知識を促すものなどが関連する行為として当てはまります。

私にとって、初めてのnoteへの投稿。

いつからはじめようかと考えて、インド占星術の月の暦を使って日を選ぶことにしました。

何か新しいことを始めたいときは、バースチャートの月のナクシャトラと相性のよい日のナクシャトラを選ぶこと、そして、その日の性質がやろうとしている行為の後押しとなることなどを考慮して日を選びます。

そうしてきまったのが、本日、ハスタ。

ということで、noteでの投稿を開始しました。これからインド占星術でも月にまつわることと、アーユルヴェーダについて書いていきたいと思います。

アーユルヴェーダも占星術も、人が宇宙や自然の営みとは切り離せない存在なのだと気づかせてくれるものです。どんなに文明や技術が発達しようが、人間は絶対的な宇宙や自然の一部だという認識を根底にもっておくことは、今の私たちにはとても大切なことのように思います。

よろしければ、お付き合いくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?