Do you OK?
保育園年長の長男が
最後の生活発表会に向けて、日々スパルタ練習に励んでいる。らしい。
年長なので
保育園の集大成的な意味を持つのか
と に か く
やることが多くて
劇にいたっては日本語と英語2種類するというのだから、母はただただ驚き。
就学前なので台本をもらって読み込んで…ということは当然なくて、
聞いて、やってみて、覚える。
の繰り返しなのだと思う。
とてもじゃないけど、大人にはできない所業に思える。
そんな日々を過ごしている長男は
時々、家でも劇のセリフをブツブツ言っていることがある。
その中で出てきたのが
Do you OK?
どぅーゆーおっけー?
…ん?
あれ?
何か、変。
えっと…
私「それ、Are you OK?じゃないの?」
そう。それが正しいはず。
肯定文だったらI'm OK. だから、
疑問文は、Are you OK?のはず。
OKは動詞じゃないから、Doじゃない。
…と中1レベルの英文法が
私の頭を駆け巡った数秒後、
長男はあっさり
「あ、そうそう、Are you OK?やわ。
お母さん、何で知ってるん?勉強したん?」
と返してきた。
(そうやで!お母さん、中学でも高校でもめっちゃ頑張って勉強したんやで!!と返しておいた。
子どもたちはまだ母の平凡さを知らない。笑)
…
後から思った。
長男、Do you OK?じゃなくて、Are you OK?が正しい、って
(母に指摘されたにせよ)わかったのって、すごくない!?
そして、間違えたにせよ、
疑問形のときに
Do you〜?を使うって知ってるのも、すごくない!?
子どもたちが園でどういう英語教育を受けているのか
イマイチ知らないのだけれど
be動詞がなんちゃら…とか
疑問形のときは動詞と名詞の順番を逆にして…とかは、
やっていないはず。
でも、
子どもたちは、わかっている。
理屈でわかってるんじゃなくて
〈耳が〉わかっている。
耳で覚えている。と言うのがいいかな。
それは大きくなってから机の上で勉強して頭に詰め込んだものとは
かなり質の違うものなんだろう。
幼少期の吸収力、おそるべし。
でも
だからと言って
早期からガンガン英語教育しようと思いました!!!
という話ではないのだけれど
幼少期に遊びの延長くらいのつもりで
五感を使って吸収したものって
本当に大切なんだろうな〜と改めて思った、というおはなし。
…
もうちょっと多方面に発展させられそうな話な気がするのだけど
ひとまず今日はここまで。
おわり。