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今天开始


いつまで書き続けることができるかわかりませんが、読書日記風に日々感じたことをつらつら書き始めてみます、本には限りませんが。最近読んだ「最後の読書(津野海太郎さん)」に書いていることに触発されました。長く書いていないのでどうなるか自分でもわかりませんが.頭のリハビリですね。汉语を勉強し始めましたので、練習のためカタコト文字も少し入ります。

老人の読書 (老头儿的读书)

この年齢になってわかったが、年老いた人間の読書には、少年少女や青年や壮年のそれとはかなり異なる性質があるみたい。
年齢はどうあれ、ひとは、それまでに彼が生きた過去の体験の集積をまるごとひっかかえて本を読むし、読むしかない。
そして老人と老人以前とでは、たんなる事実として、その集積の(質とまではいわずとも)量がちがう。しかも心身の衰えに並行して、未来を想像する力も遠慮なく失われてゆくので、古い本だけでなく、新しい本までも、思わず知らず、過去に積みかさなったおびただしい体験のあいだを往ったり来たり点検しながら読んでしまう。未来よりも過去にかたむく。そういう読み方がしだいにしっくり感じられるようになった。

「最後の読書」あとがき 津野海太郎さん 新潮文庫2021年9月1日発行


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