闘病垢からの卒業。SNSから距離をとることの大切さ
こんにちは、赤塚です。まだ残暑が続いてますが、そろそろ秋の兆しが。ランニングも再開してみようかと考えているところです。
今回は少しネガティブなテーマとなっています。体調が良い時に見ることを勧めます。
何日か前に私は闘病垢をやめました。やめようと思った十数分後、大幅のフォロワー整理を行いました。かなりの時間迷った末、整理を行うに至り、フォロワーはだいぶ減ったので一桁に。まあ悲しいは、悲しいのですが。
闘病垢をやめて、少し重荷がとれたものの少し後悔していることもあるのですが、総合的に考えてやめて良かったと思っています。
この記事では、やめて良かった理由と後悔している点について、『今は状態が良くなったけど、闘病垢をやめるか迷っている人』のために書いていこうと思います。
闘病垢ってなんだ?
まず、みなさんは「闘病垢ってなんだ?」と頭の中に疑問符が浮かぶと思います。
闘病垢はその名の通り、闘病している人のアカウントで主に、病気と向き合う中で気づきをつぶやいたり、治療の経過や感じたことをつぶやいたり、またはフォロワーなどを通して励まし合ったりすることが目的となっていることが多いです。
闘病垢の使用用途についての簡単な要約
病気を持つ人との情報交換やサポート
気持ちの整理
前向きに闘病と向き合うための記録
じゃあ、病み垢ってなんだ?
ここで、「え?病み垢とはどう違うの?」となるかもしれません。なので、説明をしていきます。
病み垢は、心理的な苦痛やストレス、不安など暗い感情や精神的な苦しみを中心につぶやくアカウントが多い傾向にあります。
気持ちの吐露やネガティブな感情を共有することが多く、ケースバイケースですが自己嫌悪や絶望感、孤独感をSNSで発信することがあります。
病み垢の使用用途についての簡単な要約
主にネガティブな感情を吐き出す
たまに見かける中でODや自傷行為をほのめかす画像を投稿する人がいる
なぜ、闘病垢をやめたのか
簡単に言うと
「なんか、(闘病垢をやるのが)めんどくさいや」
と思っただけです。
端折りすぎだろ、と思うかもしれませんがこれが正直な気持ちです。そう、めんどくさいと。
これがもし、受験か何かの大事なシーンでそんなことを言って放り出したらダメかもわからないんですけど、(多分ダメ寄りだがその人の状態や状況によるとしか言えない。一般解(正論)ではダメなんだろうけど)SNSは自分のペースでやっても別に構わないと思っています。
先に伝えておくと、私は闘病垢の中の「頑張ったことをみんなで褒め合おう」という界隈にいました。
何がめんどくさかったのかは、私には言語化できませんでしたが、今考えてみると『みんなで頑張ったことを報告しよう』みたいなツイートをやるのに義務感が生じてしまったのかな?(原因1)というふうに考えています。
また、自分自身の目的がいつの間にか変わってしまったこともあると思います。
つまり、そのツイートをする私自身の最初の目的であった"自分を褒める"ということがいつの間にか承認欲求に変わってしまったことなんです。(原因2)
いいねをしてもらい、励ましてくれたこと自体とてもありがたいことです。感謝は忘れないでいたい。
しかし、承認欲求はとどまる事を知らずにどんどん肥大化していくばかり……。
ということに気づいたんです。誇張的に書いた部分もあったと記憶しています。
これが最大の理由です。
理由の2つ目として、おすすめ欄に過剰な量のネガティブなツイートが流れてくることもあります。
ネガティブなツイートをすることは誰しもあると思いますし、今それをしている人たちを責めているわけではない。
問題は"過剰な量"という点です。過剰な量というのがいったいどのくらいの程度を指すのかは明確にしがたいのですが、界隈にもよるとは思いますが、頻繁に出てくるというのが私の印象です。
過剰な量ということはつまり、それだけ心身を今現在病んでいる方がおられる、はたまた一人個人がそのツイートを頻繁にしているのどちらかというわけなのですが
やはりこちらも人間なので心身に堪えます。かといって、その人たちを糾弾すべきかと言えばそういうわけではない。だから、こちらが離れるしかないのです。素人にはできたとしても共感や慰めしかできず、個別解はまず出すのが難しい。
「100%共感してくれよ」と仮に言われてもできるわけないじゃないですか。あなたとまったく同じ人生を歩んだ人に言うのなら話は変わってきます。でも、40%くらい共感してもらっても別に問題ないのではないかと思うのです。
後悔している点
後悔しているのはひとつだけ。
フォロワーが減ってしまったということです。
ただ、告知なしで整理してしまったため、びっくりした方もいるかと思います。それはごめんなさい。
まとめ
今回は闘病垢をやめたい人向けの記事なので、今後も続けたいのであれば全然構いません。
自分の気持ちに素直になることの大切さとSNSと距離をとることの大切さについて書いてみました!
見てなくても、読んでいても、ありがとうございました。またそれでは。