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心霊写真③

2000年代、PCの普及やデジタルカメラが低価格化して入手性が向上するとともに、心霊写真は心霊オカルトの主流から遠ざかるようになります。
その主だった理由としては、Photoshop等の画像編集ソフトによるデジタル加工によって、捏造が容易になったことが挙げられています。

実際、その作成手順を公開しているWebサイトやニュースサイトの記事が度々発信されていました。

カメラ付きケータイの画素数がデジタルカメラ並になると、細々とですが心霊写真が徐々に復活し始めました。
携帯電話の所有が一人一台となり、家にカメラがなくても、富士フィルムの写ルンですに代表されるレンズ付きフィルムを買わなくても、携帯電話さえあればいつでも誰でも、何処にいても写真が撮れるようになったことが大きく関係していると考えられます。

それらは匿名のインターネット掲示板のスレッドが散見されたり、個人Webサイトに代わり台頭してきたブログで投稿されたりしていたように思います。

そして2010年代から起こっている現在の怪談ブームでは、怪談師や怪談芸人の人が自身が撮影した心霊写真や、ファンから寄せられた心霊写真を怪談イベントで披露したり、自身や同業者のYouTube動画内で公開するようになり、新たな広がりを見せているように思います。

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