ARASHI Record of Memoriesでの出来事
その日の為に頑張ってダイエットして、お洒落して、うちわを作るほどの熱狂的なファンでも信者でもない。
ただ、テレビの中の5人を見て歓ぶ10歳だった。CD発売日におじいちゃんと習い事の前にゲオに買いに行って、習い事中彼らのことを考えて幸せな11歳だった。大事な試合の前に聞いて、音楽プレーヤーの中から聞こえる声を力に変えたい12歳だった。紅白歌合戦の日、家族に寝ないで待ってると宣言して寝てしまい、彼らを年の瀬まで見られなかった悔しさのある13歳だった。
それから忘れたわけではない。
でも、私から見ることも聞くこともなくなっていって、しまいには彼らとしても俗世から見られなくなってしまった。
だけど今、きっと今の私の人生のつっかえ棒となっている。
彼らを好きだった私の人生を愛おしく思える。
彼らが20年間いてくれたから、そのうちを共にすることが出来たから。
同じ日本に同じ時代に生まれて良かった。今日を生きていて良かった。
嵐の皆さんその関係者の方々、愛する家族、私と出会うたくさんの方々に、
ありがとう
と伝えたいって想った2時間半の出来事。
このおセンチな気持ちをもっと相応しい言葉で表せられるようになりたいと思ったり思わなかったり。