A long time ago in a galaxy far, far away....「遠い昔、はるか彼方の銀河系で」
どうも、おはこんばんにちは。俵万智さんの「愛する源氏物語」を最近読んでいる者です。
普段生活をしていて、ふとしたことがきっかけで、過去の記憶を思い出すことがあります。私の場合は、完全なる赤の他人の顔を見ていて、「あっ。あの人に似ているな」というところから、そー言えばと・・思い出すことが多いのですが、
丁度今日、「くすりの福太郎」の前を歩いている時に、前からシェアサイクルに載って通り過ぎた女性が、小学校の時の友達の女の子に似ていて、当時の記憶がフラッシュバックしました。
そう、それは甘酸っぱい修学旅行の思い出の話でした。
A long time ago in a galaxy far, far away....「遠い昔、はるか彼方の銀河系で」
エピソード1「ださい、、あまりにもださい。話」
時は修学旅行2日目の夜。修学旅行中に女子が好きな男の子を呼び出して、告白をするという伝統があった弊学校の修学旅行の話である。1対1で告白するというのが通例のはずだが、事態は混乱していた。女子2人組が男子部屋を急襲し、2人の男子を誘拐した。何を隠そうその内の一人が私だったのだ。話は順調に進むかのように見えたが、自体は思わぬ方向へと向かっていく・・・・・・。
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男子:私と中島くん
女子:かおりちゃんと早川さん
(すべて仮称)
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私は完全にうかれていた。私も好きだった、かおりちゃんに呼ばれたのだ。小学校6年生になった時には、花火も一緒に見たし、映画も2人で見に行っていた。勝利を既に確信していた。一方、早川さんは、中島くんを呼んでいた。ように見えた。かおりちゃんが放った一言が事態を急変させたのである。
かおりちゃん:「私、中島君のことが好きなの。早川さんは"私"のことが好きだったから、二人を一緒に呼びました。」
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混乱した。訳が分からなかった。聞き間違えかと思った。おかしい。何かがおかしい。かおりちゃんが私を呼んで、早川さんが中島を呼んだはずである。そうだと勝手に思い込んでいた。しかし、真逆だった。確かにかおりちゃんが中島のことが好きという言葉が聞こえた。聞こえたのだが、受け入れたくなかった。動揺した私は思わず
私「待って。整理させて。かおりちゃんが私を呼んで、早川さんが中島くんを呼んだの?聞き取れなかったから確認してる。」
と聞いた。ださい。ださすぎる、、、、、ださすぎた。思い出すだけで、「あああああああああああああああああああああ」と叫びたくなるくらいださい一言を放った。ださい of the Year受賞だろう。ださいOneグランプリファイナリストに選ばれるだけでなく、ぶっちぎりの優勝どころか、ワールドレコード級の一言で、殿堂入りを果たすだろう。しかし、それくらい私は動揺していたのである。しかし、恐ろしいくらいに動揺していた私に対して、かおりちゃんは冷静だった。
かおりちゃん:「違う。かおりが中島くんを呼んで、早川さんが、"私"を読んだんだよ!」
私:「ああ!なるほどね!」
悲しくなる。文章を書いていて涙が出そうになる。何から何まで、ださい。「な・る・ほ・ど・ね・!」もかなりださい。「ださださの実」を食べたとしても、ここまで豪快な、ださださのガトリングを繰り広げることはできないだろう。2年連続ださいOneグランプリ優勝者の返しである。
そんな私にさらに追い打ちをかけたのが、中島の「俺も好きだよ」という一言だった。完全にショートした。ショート、いや、中島を恨んだ。この状況にした中島を憎んだのだ。「お前が憎い!!」というダークサイドに落ちたアナキン状態だった。ダサいOneグランプリ優勝者アナキンスカイウォーカーは、優勝と同時にダークサイドに落ちたのだ。その時ライトセーバーをもっていたら、色は真っ赤に光っていただろう。
そしてその場は、「で、お前の回答はどうなん?」という空気が流れていた。動揺していた私でも、ボールが自分にまわってきたということは理解できた。しかし、冷静になれなかった私はその時、
「もう少し時間が欲しい、、、。」
と答えるしかできないのだった。。。。。
懐かしい話です。くすりの福太郎前の一瞬の出来事でしたが、記憶がフラッシュバックしました。ちなみに、それ以降の修学旅行の記憶はないです。噂では、燃焼していた"少年の頃の私"は、ある人に救いだされ、暗い過去を背負いながら、"ベイダー卿"として名前を変えて生きたらしいです、、、。
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