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#詩のようなもの
詩 「らんちうとわたくし」
知らない誰かの
知らない庭に
らんちうがいた らんちうがいた
明るいバケツのなかを
重い頭をクラクラさせて
すすんでいた すすんでいた
半分はみ出た脳みそは
尻から垂れる糞は
ゆれていた ゆれていた
ぷくう
真っ赤ならんちうは
斑のらんちうは
泡を吐いた 泡を吐いた
ああらんちうよ
おまえはそのまま泡立つてしまうのよ
ぶくぶくと 消えてしまうの
知らない誰かの
知らない庭に
らんちうがいた らんちうがいた
明るいバケツのなかを
重い頭をクラクラさせて
すすんでいた すすんでいた
半分はみ出た脳みそは
尻から垂れる糞は
ゆれていた ゆれていた
ぷくう
真っ赤ならんちうは
斑のらんちうは
泡を吐いた 泡を吐いた
ああらんちうよ
おまえはそのまま泡立つてしまうのよ
ぶくぶくと 消えてしまうの