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AKT ブランドムービー完成!!

こんにちは、AKT広報部さとうです。
株式会社アカサカテックを表す3分半の映像を、満を持して公開しました。

構想から約二年。(長いようであっという間だった)
今回は企画制作から完成まで、その裏側についてご紹介させて頂きます。

▼私たちの会社について


はじまりは2022年夏

同じ横浜市にオフィスを構える映像制作会社ペパーミンツ株式会社の牟田さんに相談を持ち掛けたのは、2年近く前となる2022年7月のこと。

「AKTの顔となる1本の動画を作りたい」

横浜市のクリエイティブ企業に絞り業務パートナーを探していた際に、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団のアーツコミッション・ヨコハマ(ACY)というプログラムを経由して牟田さんの存在を知り、初回打ち合わせで、そのように切り出しました。


「簡単に映像を公開できる時代にAKTは動画で何を伝えたいのか」
「AKTは何を大切にしているどんな会社なのか」

牟田さんとの初顔合わせでは、ファクトベースに沿革情報を伝えることはできても、どんな想いでどんな未来を目指し、何を大切にしている会社なのかということを、明快に説明することができませんでした。


「制作の目的は」「誰に何を届けたいか」
「かっこよくておしゃれ風な映像でどれだけのことが伝わるか」
「AKTが何者なのかを先ず明確にしませんか」

ブランディングの一端を担当する部署として、常にこれらを意識していないことはないですが、改めて議題に上がると、ぐうの音も出ませんでした。

そして、目先の映像制作よりも前に、AKTの根本部分を見つめなおし、改めて言語化するプロジェクトをスタートさせることにしました。以前ご紹介した「AKTパーパス」のプロジェクトです。


AKTらしさ・AKTの存在意義とは?

社内ワークショップの様子

経営陣の想いと社員一人ひとりの想いの両輪で、より多様な『AKTらしさ』を集めるべく、全社員アンケート、社長インタビュー、全部門長インタビュー、社内ワークショップなどを開催しながら情報を集め、『AKTらしさとはなにか』について追究を重ねました。

AKTパーパス 来たる未来への指針

1本の映像を制作するために、AKTらしさを表す1つのメッセージを半年以上をかけて作り、このメッセージを伝えるための映像を作り上げる‥というプロセスをふみました。

映像で伝えたいメッセージは、
『独自の発想と挑戦で、社会を支える現場を支える』です。


現場での撮影

AKT製品は現場で使って頂くことではじめて価値が生まれます。そして、我々AKTは、現場での価値提供を通じて社会貢献を果てしていく会社です。『「社会を支える現場」を支える』という二重構造をパーパスに採用したのもこのためです。

メッセージを伝えるうえで、現場での撮影はとても重要な要素ですが、普段は黒子に徹することが多いため、大小さまざまなプロジェクトに関わらせて頂いていても、オープンにできる情報は限られており、現場での過密なスケジュールのなか、関係各所に自社PR用の撮影を依頼することは簡単ではありません。

また、制作を進める広報部は内勤業務が中心のため、お客さまと関わりのある営業部や技術サービス部を経由して協力を打診するのですが、ここが思うようにいかず、かなり苦戦しました、、。

そんな環境下においても、撮影に協力的な幾つかの会社のご厚意に預かり、AKT製品が現場で使われているシーンをペパーミンツと共に撮影しました。

またハードウェアの製造工場のある台湾での撮影も実現しました。
(社員の多くも今回はじめて工場ラインの映像を観たことと思います)


社内での撮影

社内での撮影にもこだわりました。

モデルやナレーションを使い準備したセリフや台本で演技してもらうよりも、リアルな社員それぞれの声を届けたいという信念のもと、インタビューカットを組み合わせていく制作方法をとりました。

素材となるカットの蓄積や抽出、編集に至るまで非常に手間のかかる難しい方法だと思いますが、この方法でないと実現できない映像になりました。
(改めてありがとうございました!!!)


展示会CSPI-EXPOにて初公開

長い時間をかけて作った思い入れのある映像だったため、事前にプレスリリース等を打って大々的にお披露目できればよかったですが、初披露と設定していた展示会の準備で日々忙殺され、映像制作においても前日まで調整が続いていたため、社外告知なしで当日を迎えました。


ブース正面に大型モニタを掲げ、ここでブランデッドムービーのお披露目をさせて頂きました。新製品や新技術を探しにくる方が多い展示会においても、多くの方に立ち止まって頂けるコンテンツとなりました。

AKTを知っている方はもちろん、ご存じない方に対しても、どんな会社なのかを知ってもらえる機会になったのではないかと思います。


おわりに

企画制作を行うこちら側と、実際に出来上がったものをみて頂く受け手側で、みえている世界が異なるのは至極当然のことですが、その過程にあるプロセスや想いを知ることで、制作物の受け取りかたに僅かながら変化が生まれたり、幾分かの魅力を感じてもらえるのではないでしょうか。


この映像においても、パーパスと同じく作って終わりではなく、多くの方にみて頂ける工夫をし、また同じ文脈のもと適宜アップデートしていければと思っています。

今後も広報部がみている景色、AKTの魅力を発信していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

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