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noteが決め手で入社!? 運営二年目がはじまる

こんにちは、AKT広報部のさとうです。

2023年10月末に開始したnoteでの情報発信が運営二年目に突入いたしました。(ありがとうございます)

これまでに、広報部の記事が13本、個人的な記事が7本と、計20本の記事を公開しました。今回はこの一年間を簡単に振り返りつつ、嬉しい出来事もあったため、運営記録も兼ねて記事を作成しました。


運営する意味って?


先ずはじめに、そもそもnoteを運営する意味について振り返ろうと思ったのですが、、、正直、大企業のように大義名分やKPIを掲げ、入念な計画のもとプロジェクトチームを結成しスタートした施策ではありません。

AKTの周辺ではnoteでの発信をしている企業はほぼなく、社内でもnoteを知らない人が大半という状況下で、広報部による「チャレンジしてみたい」が発端でした。

AKTでは、私の入社した2019年以降、HPでのBLOGコンテンツ、メールマガジン、SNS(Facebook・X・Instagram・Youtube)などを使ったWEB発信に注力するようになりました。(それ以前はアカウントが存在している程度でした)

発信内容としては、従来のお客様やパートナー企業様に向けたインフォメーションが中心で、受信者とやや距離のある形式的なコンテンツがほとんどでした。

情報発信のすみ分け

下記にあるとおり、noteにおいては、今までの発信媒体とすみ分けをしながら、身近に感じられるカジュアルなコンテンツを意図して運営をはじめました。

AKTのことを詳しく知らない人、社員や家族、他社の広報担当(お友だちになりたい)、就活等でAKTにたどり着いてくれた方に向けて、AKTでの日常や担当者が個人的に感じる魅力、マイブームなどプライベートな趣味嗜好なども含め、カジュアルに幅広く発信しています。


運営してみてどうだった?


プライベートでは前々からnoteを使っており、また元々ブロガーをしていた時期もあるため、新たに運営する媒体は増えたものの大きな負担になることはなく、概ね想定どおりの一年でした。

企画当初は月一本を目標にしていましたが、初年度ということもあり目標以上のコンテンツ制作を実行できました。ただ個人プレーによる部分が非常に大きいので、持続可能な状態に徐々に変えていきたいと思っています。

課題と反省 

note内でのコミュニケーションに時間が割けておらず、バズコンテンツも生み出せていないためフォロワーが増えない状況が続いています。ここは課題ではあるのですが、note内のフォロワー増よりも、HPやSNSから流入できる導線を整備しながら、必要な人に届くよう努力をしていきます。

(そもそもSNSは一般個人のやりとりが主となるプライベートな空間なので、BtoBのいち中小企業が大声を上げながら注目してくれと発信する場ではないと思っています)


反響はどう?


実際に一年間運営してみて、体感としては以下のような感じです。

社外の方々からの反響ですが、お恥ずかしながら凪(なぎ)の状態が続いています。本来は届けるための設計や内容の見直しなどすべきところですが、先ずは様子をみながらコンテンツを継続的に公開し蓄積することの優先度をあげています。コンテンツ制作や広告等への予算はつけていません。

社内の方々からの反響ですが、これも体感としては凪の状態に近く、公開報告はしているものの、どれだけの人が読んでいるのか正直未知数です。たまに「読んだよー」と声をかけてもらえます。(社内調査などは行っていませんが、閲覧率は全体の10-15%程度だと思います)

もともとER・社内広報のような文化が薄い会社のため、ここについては時間をかけながら土壌を作っていく意識を持っています。いずれにしても、巻き込みが全然足りていません…反省です。


noteが決め手で入社!?

反響が薄くても当分は淡々とコンテンツを追加していく所存でしたが、12月に入社された新入社員の方が「このnoteを読んだことがAKTの求人に応募したいと思った最後の決め手でした」と話をしてくれ、読み手側の存在を改めて意識する嬉しい機会となりました。

その方は、土木建設業のICT技術などを調べている際にAKTを知り、弊社製品や業務内容に興味を持って下さり、会社概要や求人情報と共にSNSやnoteをみて「こんな伸び伸びとした発信ができる会社なら‥」とAKTに対してポジティブな印象をもってくれたそうです。(特にプライベート記事は偏愛の塊なもので…ハイ…)

採用活動を意図したコンテンツではないですが、「SEOの成果による上位表示」⇒「BLOG経由での興味喚起や企業認知」⇒「HP全体でのブランディングと情報提供」⇒「SNSやnoteでの砕けたコンテンツ」⇒「問い合わせボタンからの応募」まで、全て広報部が関与したコミュニケーションであり、一つの成果といえる事例となりました。


おわりに

HRや人事まわりの専任がいない従業員40人ちょっとの中小企業のため、採用活動に対してリソースはほとんど割いていないのが現状ですが、今回のように採用に関わるアシストができたこと、それを直接伝えてもらえたことが非常に喜ばしかったです。

WEB施策は数字によって成果を可視化しやすいですが、今回のように部門の成果指標にのらない反響やブランディング全般としての資産蓄積の一端を担っており、またそれらが実態として現れるまでに時差があるケースがほとんどのため、数字に一喜一憂しないことも必要なのかもしれません。(定量的な成果を求められると苦しいですが…) 

二年目の意気込み

会社は社員の集合体であり、社員はまた会社の一部であるともいえます。会社にとって社員は何よりも重要な資産であり象徴だと思うので、様々な社員の人となりを通じて会社の輪郭がみえてくるような…周りを巻き込みながら身近でカジュアルなコンテンツを増やしていきたいです。(いずれは、社員のみならずパートナー企業の方々にも登場していただきたい)

テキストベースの静的なコンテンツではありますが、書き手側も読み手側もこの場を媒体して共に面白がれるような、コミュニケーションの場にしていきたいです。

二年目もよろしくお願いします。


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