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マインクラフト創世記 第二章第一節「コンセプトを決める」
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翌々日の16時、赤坂イヌヌとスーホは話し合った。いかにも、今後のマインクラフト生活をどうしていくかについてだった。
意見は新しいワールドを作ることで一致していたが、いまいち形にならない。
話し合いを重ねた結果、ふと、赤坂イヌヌが口に出したのは当時発表されたばかりの新マップ、東京ディズニーリゾートについてだった。
ディズニーリゾートは超えたい。そんな思いが筆者にはあった。
「USJを作ろう。」
赤坂イヌヌはそうつぶやいた。世界各国の都市をモチーフにしたUSJのようなワールドを作るのだ。
例えば東京に行かずとも東京を巡れたらどうだろうか?
例えばそれがアメリカだったら?
例えば中国だったら?
わくわくしてきた。
決まりだ。 USJを作ろう。平面世界の地球を作ろう。なんなら中国と日本が地球の裏側同士にあってもいい。シヴィライゼーションのような地球を作ろう。(端と端がつながることはないのだが)
ではどこから作っていこうか?二人は話し合った。
「木造建築しかできない」
「私は建築自体まともにやったことがない」
絶望的だ。
戦略的に考えることにした。
「最初は整地の過程で絶対石が余るからヨーロッパが良いと思う」
「豆腐で頼む」
「麦が欲しい」
これらを結集して検索した結果ヒットしたのが
フランス ブルターニュ地方だ。
ブルターニュ地方と言えば石畳のメルヘンチックな街並みで有名だが、それは都市中心部のみだ。ほかはただただ麦畑が広がっているのだ。
こんな感じでね。
これなら整地しかしたことがない私達でもできるはずだ。
やってくぞ!
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