ウクライナの現状 8/1時点

まず、最初に双方の犠牲者数です。

ロシア軍     約4万人死亡。(死傷者総数約10万人)
ウクライナ軍   約40万人死亡。(死傷者総数約90万人)

次に2023年3月時点の兵員数です。

ロシア軍       約70万人+約8万人(ワグネル軍などの不正規軍) 
死傷者を引いた数   約70万人以上(正規軍の精鋭部隊含む)を展開。

ウクライナ軍     約110万人(正規軍と予備軍)
死傷者を引いた数   約10万人(子供と老人多数)

● ここから戦況に入ります。(衛星画像を毎日数回分析したものを参考)

ウクライナ軍は、虎の子の最後の予備隊6万人(12個旅団)を動かしました。第一線のバフムート正面に2個旅団を配置、その後方に1個旅団を控えさせています。また、ハルキフ正面のザプリージャ南部の第一線に2個旅団を配置し、後方に1個旅団を控えさせています。合計6個旅団です。
つまり、主力部隊をいよいよロシアの陣地線突破に投入したのです。

しかし、ロシア側の主陣地の長さは5km以上有り、そこには何線もの障害帯(地雷原、堡塁等)があり、制圧の困難な堅固なものになっており、さらに、戦車や各種ミサイル、歩兵部隊によって援護されています。
そして、その後方にはウクライナ軍の10倍の砲兵部隊、迫撃砲、ロケット部隊が展開している上、弾薬量もやはり10倍という状況です。
この状況はウクライナ側も認めている。

ロシア側の火力は、1日12000発~6万発(迫撃砲、ロケット含む)でウクライナ軍の10倍です。圧倒的にロシア軍が優勢な状況です。
弾薬生産、補充に関してもロシア軍は消耗した以上に弾薬の補充がされています。(中国からの支援の影響も大きい)
それに比べてウクライナ軍のほうは、1日3000発だったのを今年中に6000発に緊急増産するとか(NATO側情報)で、消耗量よりも補充量が少ないため、今年の8月末には弾薬が底を突くそうです。
そういうことですから、クラスター爆弾のような非人道兵器にまで手をつけることになったのでしょう。

今年4月1日のワシントン・ポスト紙の報道で、「ゼレンスキーが今年末の停戦交渉を前提として戦略計画を立てている」とありましたが、直後、ゼレンスキーはポーランド首相との会話の中で「クリミア半島を含め、全領土の奪還が前提だ」と言いました。

そういうわけで7月1日からウクライナ軍が、なけなしの最後の予備兵力を投入した大攻勢と言われるものが始まりました。

そのような無謀な突撃をしている間に、
ベラルーシ正面には、ロシア軍10万人が攻撃準備中となっています。
この10万人の中にはワグネルの精鋭部隊数万人が混じっています。

ウクライナ軍による東部ドンパスでの無謀な攻勢が頓挫すれば、ロシア軍は北部正面の軍と連携して、この東部ドンパスから勢いよく西進を開始し、ドニエプル川からさらに西部ウクライナ地域へ進行するでしょう。

それでは、それに対抗するウクライナの陣地線はどうでしょうか?
ウクライナ軍は以前から、クラマトルシク、スラビヤンスクの線で陣地線を構築していました。ここでロシア軍に対する防御態勢が取れるようになっています。しかし、いくら陣地を築いていても、ここに配備する兵力が残っていないのです。無理な攻撃を重ねたのが原因でした。

現在、東部ドンパス地域で無謀な攻勢を仕掛けているのを直ちに止めて、後方の陣地線まで後退し、防御を固めるべきではないでしょうか?
もし、このまま無謀な攻勢を続けるなら最後の3万人の兵力まで失うことになってしまいます。航空支援もない部隊がロシア軍相手に生存できるはずがないのです。衛生からピンポイントの情報が入り、砲迫ロケットとの連携が取れているロシア軍を破壊するには、空からの援護がなくては絶対に不可能です。

●この後の展開については、ハリコフ正面で攻勢をかけているロシア軍が北部の部隊と連携しながらキエフ、さらにポーランド国境にまで迫っていくことになりそうです。(ドニエプル河の渡河点の橋梁はまだ破壊されていません。)

※7/15日、ベラルーシが戦術核を配備するとかで、それに対抗してポーランドも核共有に参加したい・・・という状況になっています。
ポーランドに米軍の戦術核ミサイル部隊が配置されれば、ベラルーシとポーランドで米ロの戦術核が睨み合いをすることになります。
しかし、米ロ共に、核の引き金を同盟国に渡すはずがありません。
この動きは、お互いにベラルーシとポーランドの国境を侵犯させないための停戦交渉(現状の固定化)における条件作りかと考えられます。
停戦前には、少しでも多く領土を確保しておきたいという思いがあります。
しばらく、地上戦は激化するかもしれません。
本来、ネオコンはプーチンを殺し、ロシアをものにしたかったはずです。
それにドイツの弱体化もです。戦争を長引かせ、軍需産業を儲けさせる。
良いところで戦争を終わらせ今度は復興支援とかで儲ける。エネルギーや食料、為替とか株でも儲けていました。
ただ、ここにきてDS内で分裂が起きているみたいです。だから、全く先が読めなくなりました。奴らにもミスはあるようで、今回のウクライナ戦争では計算が狂ったのかもしれません。私としては、プーチンのロシアには反DSの地球上の拠点になってもらい、トランプやロバート・ケネディー・ジュニアを援護射撃してもらいたいです。仮想現実の世界で奴隷として生かされるのはごめんです。多くの日本国民に目覚めてもらわないと、この流れはとても変えられなさそうです。ウクライナを擁護する著名な保守の悪党共の嘘に気がついてください!あいつらの言うことを聞いていたら中流以下の日本国民は地獄に落とされてしまいます。今夜はこの辺で止めておきます。
赤坂明菜


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赤坂亜紀乃
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