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東方経済フォーラム2023プーチン演説, 続々と大規模プロジェクト

ロシアの攻撃ドローン「LANCET3」

は「レオパルド2A6」

以下NATOの戦車、火砲等を、その6.6ボンドの弾頭威力、速度、精度、航続距離で破壊しゲームチェンジャーとなっています。ロシア製兵器は「トルナードS多連装ロケット砲」

、「アリゲーター攻撃へり」

、「電子戦ヘリ」

、「S400対空ミサイル」

などNATOより全般に優れています。

ロシアの軍需生産は開戦時、戦車が年間130輌だったのが200輛に、砲弾生産量が年間200万発に増加しています。対するNATOのほうの生産体制はガタガタでロシアの生産量の3分の1以下です。直ぐに増産はできずロシアの生産量の半分にするのにも数年はかかりそうです。兵員と装備の質と量でも、ウクライナ軍とNATO軍を両方合わせたとしてもロシア軍にはとうてい敵いません。F-16が実戦投入され、米も供与を決定しましたが、機数が少ないうえ、練度がお話にならないくらい不足しています。こんなんで露軍の防空網を破ろうなんて無謀としかいいようがありません。

先日、金正恩がロシア訪問した背景にはロシアの戦略転換がありそうです。ロシアは表向き中露蜜月と言いつつ、習近平の統治能力と内政を注視してきました。NATOの脅威はすでに存在しません。先が見えています。そこで、大目に見てきた中国の一帯一路と北極海進出の動きを封じ込めるため、極東開発を進めるのが狙いです。北朝鮮はその要となる要域です。
習近平がプーチンに今後、どう対応していくのか、私にはわかりませんが、そこら辺が重要なポイントになってくると思われます。

ロシアの南下政策、極東では朝鮮半島から対馬に進出するのが幕末以来のロシアの願望でした。日露戦争で止まりましたが、ウクライナ戦争勝利で再燃してきたようです。東部ドンバスからイランに防壁を作り、発展するアジアに進出するというのが、ロシアの新戦略方向です。今後は、日本、韓国、台湾、東南アジア方面に重点を移してきそうな動きから、この地域での中国、アメリカとの覇権争奪戦が予想されます。ディープステートが1枚岩で無くなってきている可能性もあり、先が全く読めません。アメリカは内戦状態に近いし、イランとイスラエルもヤバそうだし、このままだと日本は消えて無くなるんじゃ無いかと考えてしまいます。もう、確実に核の傘などありませんからね。
中国に核で恫喝されたら、日本は戦争せずとも中国の支配下に入ります。
DSとチャイナ、どっちが日本国民に優しい対応をとってくれるのか疑問です。満州国のように日本は民族も国家も存在しなかったかのように歴史から消し去られるのではないでしょうか?

お話が逸れてしまいました。プーチンが金正恩をロシアに呼んだことについてのお話でした。北朝鮮は石炭、鉄鉱、金、ウラン、非鉄金属、レアメタル、黒鉛など世界的資源大国です。電力も豊富にあり軍需工業生産地帯になる潜在力があります。日本の統治時代に開発されインフラも整備されていました。ロシアはそれをよく知っています。そういったこともあり、今まで以上の緊密な関係を結びたいと考えたのかも知れません。ウクライナの東部ドンバスも同じ潜在力があります。ウクライナとNATOとの戦争が決着したことで、プーチンは極東に向けて大胆に舵をきったのです。キム・ジョンウンのロシア訪問はそのためです。

東方経済フォーラム2023プーチン演説, 続々と大規模プロジェクト

東方経済フォーラムは2015年からウラジオストックで開催されてきました。そこにプーチン大統領は毎年、必ず参加しています。

今年、プーチンは「極東と、北極海沿岸、ここがロシアと世界経済の発展の重要なポイントなんだ・・・そして、ここに大型のプロジェクトを次々に打っていく」と語りました。「極東は21世紀全体のロシアの戦略的優先事項なのだ」そうです。
ちなみに、2022年度は、この経済フォーラムで296件の商談がまとまりました。お金は3兆2720億ルーブルでした。ウクライナで戦争中なのにこの余裕です。2023年度はさらに大規模プロジェクトのお話がありました。北極圏にさらに液化天然ガスプラント計画(世界で唯一の浮遊式プラント)。2030年までに北極圏のLNG生産量は200%増加で、年間6400万トンになるそうです。また、パイプライン・プロジェクトに投資を促しました。さらに、北極海から天然ガスを近代的な砕氷船によってアジアに持ってくる計画が進行中で、これを最優先しているとも言っていました。
一番すごいのは、シベリアと極東を横断して太平洋に出る高速道路と、サンクトペテルブルクからウラジオストックまでの輸送回廊を建設することです。広大なユーラシア大陸を横断する凄い計画です。

それはそうと、ノルドストリーム1.2の再接続計画も出てきました。
ドイツの政治家からも、その声が強く、どうやらドイツ政府とロシア政府はその方向で動いているようです
なお、ロシアのムルマンスク港から欧州への天然ガス輸出を2027年までに年間5600万トンから1億1000万トンに引き上げる。
このようにロシアは、欧州との関係回復を見込んでいます。
完全に戦後のお話です。

未だに、あるネット番組では、ロシアは疲弊していてウクライナ軍が優勢に事を運ばせているような印象操作をしていますが、情報源がクソみたいな会社なので相手にしないでくださいね。何とか司とかが特に吹いてますね。
今夜はこの辺で止めておきます。

※中国に動きがありました。
李尚福は逮捕され、9月16日深夜、魏鳳和前国防相含め人民解放軍17名の将軍達始め約200名が一挙に逮捕されました。武器輸出代金の着服など腐敗が最大の理由とされています。習近平の怒りが分かります。戦争準備の為の粛正なのか?私は、今更、習近平が台湾を取ってもマイナス効果しかないのではないか・・・なんて考えています。

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赤坂亜紀乃
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