雑談
最近怒りの勢いでnoteを書くことが多かったなとふと気付き反省しました。
今回は深呼吸をして雑談を書いてみようと思います(^^)
私が赤坂美療に携わることになったきっかけは以前のnoteに記載した通りです。
亡くなった、オーナーである会長は亡くなる直前に赤坂美療ではなく別のお店を私にやって欲しいと話していました。
思うようには動けなくなった身体で死を待つだけの1人の暮らし。
その思いを電話で言われた私は「別にいいよ?」と即答しましたが、それは単純な事では無く、結果実現はしませんでした。
無理だと決まった時の電話で会長が
「お前がいいよと言った時、初めてもう少し生きたいと思ったけどダメだったよ…」
と言い、返す言葉が見つからずに戸惑ってしまったことが今でも強く印象に残っています。
会長が生きている時に赤坂美療を私が引き受ける報告が出来なかったことがとても悔やまれるのですが、多分今頃草葉の陰からニヤニヤと喜んでくれているとは思っています😊
不思議と言うか怖いと言うか、あの時にもし別の店舗を私が任されていたとしたら、赤坂の女性達とは恐らく一生交わる事は無かったでしょうし、今現在毎日お話しをさせていただいているお客様方のほとんどの方とは関われる事が無かったはず。
どの道が進むべき道だったのかは赤坂美療の営業を続けることができている間はわかりませんが、ダメだったとへこんだ先に好転があったりもするので人生ってやっぱり面白いなぁと時々思います😊
赤坂美療はそもそも「性感マッサージ」のお店でした。
「性感マッサージ」と言うジャンルを亡くなった会長が池袋に作り、赤坂美療は2店舗目の性感マッサージ店です。
キャミソールを着用した女性が男性にパウダーマッサージと前立腺開発をする。 裸にもならず舐める事もない、キャミソールの上からの軽いタッチは確か大丈夫だったと思います。
今では考えられない事ですが、当時は爆発的に電話が鳴りました。
味をしめた会長は山手線沿岸にどんどん「美療」を増やして行き、1つの駅に2店舗、3店舗という場所もありました。
ここからは今も同じですが、しばらくすると同じような内容のお店が増えて行き、内容もプラスされて行く。
性感マッサージ🟰キャミソール
と言う形態がトップレスになり、全裸になり、舐める舐めさせるになり…。
元の形が残っているとするならば、パウダーの香りと使用済み前立腺開発の指サックの残骸程度でしょうか。
そうなると今度は会長が追う側になるのですが、もう様々なお店が全てを出し切った状態からの後追いは前を走る人の背中も見えなかったほど離れていたんじゃないのかなと思います。
たくさんあった「美療」は無くなり、残った2店舗のうちの1店舗が赤坂美療です。
そうして私が携わった時の
『M性感ってなに?』 …に繋がって行くのですが、風俗に限らずいらない物は無くなり、良い物は残り進化して行きますよね!
M性感のくせにフェラ⁉︎
M性感のくせに舐める⁉︎
M性感のくせに全裸⁉︎
プライドを持ってM性感店で働いている女性のポストをたまに見かけます。
『M性感ってなに?』と言うところからスタートした私なので、そうか、基本から考えたらうちは邪道な店だ! と思いながら眺めています。
私はとても単純な人間なので、性感マッサージがトップレスになり全裸になりと進化して行った過程を聞いて「凄いなぁ」とただ感心していました。
自転車にバッテリーが付いて楽に走れる事を望んだ人の希望が叶った。
二人前からしか頼めなかった出前が、一人前でも罪悪感無く頼めるUberが出来た。
脱いで欲しい、舐めてくれたら…と願う男性にとって、当時脱いでくれて舐めてくれる性感マッサージ店の出現はスタンディングオベーションものだったのではと想像します。
脱いで舐める性感マッサージなんて邪道でしょ。…とは思ったことも無くて、
『会長さん惜しい。何故あなたは早く進化しなかったのよ…』
とは今でも少し思います。
今は風俗の中のジャンルでも、更に細かく特色が分かれていてお客様方にはとても良い時代なのでは無いでしょうか?
でも逆に、経営する側や働く女性達にはとても大変な時代です。
全てが出尽くした感がある今の風俗業界ですが、それでもきっとまたどこかの凄い方が新しい何かを打ち出して行くのでしょうし、個性豊かな女性達が様々な発信をして盛り上げて行くのだと思います。
振っても何も出てこない私は、女性達やお客様方との繋がりに重きを置いて頑張っていきます。
最後になりますが、人から言われて初めて成り立つ言葉を自ら乱用する方がいます。
※ いい人
※ 優しい
※ モテる
※ 人気者
※ できる人
…普段の生活の中で出会った人との会話でも、これらの言葉を男女問わず自ら言い放つ人ってたまにいますよね?
風俗のお客様の中にはこれに加えて
※ 常連だから。
※ 特別なお客だから。
※ 自分はなんでも知っている。
※ 金持ち。
※ 社長と親しい。
※ VIPだよ。
※ 良い客だから。
などと本来ならお店側から出ないと成り立たないはずの言葉を女性に放つ厄介な方がいるのです。
そもそもが人から言われてこそ成り立つ言葉なのだとの理解すらできていない残念な方なので、どれほど恥ずかしい事を言っているかの自覚は持てないのでしょうが、こういう方ほど風俗を見下し、キャストさんを見下しがちです。
暇な時期だったりすると、我慢して接客してしまう女性も多いと思いますが、言葉の暴力で受けた心の傷は治すのにとても長い時間がかかります。
ほとんどのお客様は良識ある良いお客様方なのですが、どうしてもたまに厄介な人間が紛れ込んでしまいます。
風俗で働く全ての女性の、努力や思いがこのような人間に汚されることがないよう心から願っています。
雑談へのお付き合い、ありがとうございました🙇♀️
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