
FIRE64日前 陸奥一人旅6日目
今日のルートを昨晩考えていたが十和田湖方面に通行止めが多いらしくルートは青森市から南下するしかないらしい。
今回の旅行では思ったところは全部回るのは厳しそうだと分かった。
東北の冬の厳しさを知らされた。
そういえば私の住んでいる群馬県も金精峠という日光方面に行く道と草津から長野に抜ける道は通行止めになる。どちらも豪雪地帯だ。
今回は事前調査なく計画したのでしょうがない。
というか宮城に行くつもりでJTBに行ったのに青森秋田旅行になっていたくらい行き当たりばったり。
今晩の宿酸ヶ湯温泉に行くには一度青森まで戻ってから向かうらしい。
帰りも同じで青森にはあと2回行くことになる。
昨日縁がなかった味噌カレー牛乳ラーメンを食べようと思うが時間的に合うかどうか。
一応早起きしようかと6時にアラームをセット。
一応起きたが寝足りなく二度寝。
12時まで起きていたからしょうがないな。
7時のセカンドアラームにて起床となる。
まずは朝食と会場に向かう。
が長蛇の列。
こんなの並んでらんないなと風呂に行き先変更。
みんな食事に行っているからかガラガラだった。

夜はライトが付き風情が楽しめる。
ここの湯船は檜造りでほのかに木の香りがしてなかなかいい気分だった。
お湯は無色透明で温泉らしさは薄いが肌に良さそうだ。
露天風呂も割と広めで一人占めして気分良くなったところで食事に向かう。
流石に行列は無くなっている。
ちょっと変わったものはないかなと見ているとイカメンチがあった。
この前食べたのとは違う感じだな。
青森おでんなるものがある。
生姜味噌で食べるらしいがちくわとさつま揚げしかないな。
昨日長芋焼酎というのを見たが長芋が名産なんだろうか。
とろろを試すことにする。
ウニ椎茸っていうのも不老ふ死温泉で見た記憶がある。
アイスクリームがあったのも見逃していない。
さて食事と会場に入るとシカゴの素直になれなくてが流れている。
不思議な組み合わせだ。
朝から瓶ビールを飲んでいる人が何人もいる。
バス旅行の人だろうか。

肉のゴロゴロしていたビーフシチューはなかなか美味かった。
全体的に素材がいいんだろうな。
青森って一点突破のパワーメニューみたいなのって思い浮かばない。
大間のマグロとかりんごとかせんべい汁とか。
言ってみれば加工前の素材が強い、貿易でいえば資源保有国みたいな。
美味いという味噌カレー牛乳ラーメンもネーミングが悪過ぎる。
富山ブラックラーメンくらいシンプルならもっと定着するんではないかと朝から余計なことを考えている。
食後にチョコレートアイスを取りに行くついでにパンも取ってきてさらに食う。
アイスは温度が高く溶けはじめていたが濃厚でこれもヨシ。
そろそろ出発しなくては。
と駐車場に行くと9時前なのにほとんど車がない。
みんな朝が早いな。
その後は道の駅を5駅回って終了。
その後はロックバーで教えてもらった豊杯という日本酒を買いに青森市内に向かう。
14時半ごろに教えてもらった酒屋に着く。
が、豊杯というのは扱っていないとのこと。
昨日寄った酒屋もなかったが取り扱いしている店がだいぶ限られているようだ。
何も買わないのも無駄な時間を過ごしたようで嫌なので田酒を追加購入。
途中ラーメン屋に寄れればと思うがもう営業時間過ぎてるかな。
一路今晩の酸ヶ湯温泉に向かう。
が、昨日貰った全国旅行支援のクーポン券を使っていなかった。
途中でスーパーにでも寄るかと車を走らせるとマックスバリュがあった。
ここで酒の買い出しだなと立ち寄る。
使えるものと思い込んでいたがサービスカウンターで念の為確認すると使えないとのこと。
スマホで使える店を確認すると近くのスーパーを発見した。
そちらに向かいまた使えるか確認したところケーキ屋でしか使えないという。
一体どこで使えるんだと調べると基本飲食店が多いようだ。
飲食店でも昼間に一人で3000円分は使えない。
仕方なく酒屋を検索して市街地の方に向かう。
結局酒屋に行ったが何がいいかわからずまた田酒を追加してしまう始末。
酒粕焼酎かアップルブランデーがあればそれにしたかったんだが残念ながら無かった。
まあこれでやる事も済ませたので一路酸ヶ湯温泉に向かう。
途中ここで最後感の漂うファミマがありそこでビールとミニカップ麺を購入する。
道中は野生動物が出てきそうな景色。
こりゃあ通行止めになるのも無理ないなと思う。
青森市内からは20キロちょっとだが登り勾配もキツく軽自動車ではなかなか厳しい。
昔乗っていたレンジローバーならよかったが。
道の終点が酸ヶ湯温泉。

しかし名前が強い。
酸ヶ湯温泉。
塩酸に浸かるんではないかと思うネーミング。
混浴の超大型風呂がウリのようだ。
日帰り温泉もしているようで道中すれ違った車がその利用者かな。
バスも2台すれ違ったが送迎用だろうか?
チェックインして部屋に通される。
昭和レトロというか昭和初期の建物らしい。
部屋は傾いていてセンターに座るようにしないと違和感がある。
ちょうど部屋の中心あたりが最高ポイントのようだ。
まずは目玉の千人ヒバ温泉に。
ビバ温泉と読んでしまう。
混浴とあるが男しかいないだろうと思ったがそうでもなかった。
ただ長居している男どもはちょっと気になった。
一度部屋に戻り酒粕焼酎のお湯割を少し頂き普通の男風呂に。
ヒバ温泉に比べめちゃ小さいのに驚かされる。
風呂を上がって夕食会場へ。

ビールに日本酒で美味しくいただく。
とりあえず一番搾りを頼んでメニューを見ているとなんとあれだけなかった豊杯が置いてあるではないか。
迷わず注文。
会いたかったぜ。
貴重な酒なのでゆっくりとテイスティング。
青森にいるせいか青りんごのフレーバーを思わせるフルーティーな味わいだがミネラル感もある。
フィニッシュも長い余韻が楽しめられる。
趣味で買っているカワイイ系のコップ酒はボテっとした飲み味でこの余韻が全くない。
確かに美味い一品だった。
一合1000円というのは強く勧めたい価格。
そんな出会いがある旅行も今晩がラストナイト。
縁側に座り大雨の降る音を聴きながら酒と語り合おうなんて言いたいところだが雨が強すぎて窓を閉める。
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