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RYF10期合宿に乱入した、8期の先輩。薬剤師のたまごの話。~プロローグ~

プロローグ

RYF Connect 

沢山の「みき」に出会ったConnect。RYF8期生の仲間。

活動名義、朱鷺(とき)
夢を応援する健康ファリテータ-。

本名は「みき」都内某所の薬科大学に通う薬剤師のたまご。

3月の RYF Connect.
実は、去年の秋。RYF8期に参加中に発症した、
持病の検査結果が出る直前の出来事だった。

「私って、生きていていいの?」

「 私って、 朱鷺 なの? それとも みき なの ? 」

「 また、私の騒動で、皆を困らせてしまった。」

「 スマホを 落とした だけなのに。 」

「 自分勝手な 想いと 言動で これからも 仲間を 
  振り回す 私は 嫌だ。」

「 最低だった自分、 さよなら。 」

炎の中で完全に消え去った。

明日終わりを告げる世界の山の中で。

幼少期から優等生だった私が、心からの気持ちを綴った

アイ と ユウキ へ宛てた手紙。

狂い咲いた笑顔と涙は、持病の診断結果と共に

キャンプファイヤーの炎の中で 完全燃焼して、

灰となって 消え去った。

持病の正体は

「あらゆる出来事に、不安を感じ、1人で必要以上に抱え込んでしまう
 優等生の感情が暴走した、こころの病」

だった。

生まれつき、ではない。 後天性の 病。

「自分を変えてやる」

山を下り、優等生を捨てた私は、そう心に誓った。

幼少期から、ずっとアニメを観て、友達のように感じていた2人。

アイ と ユウキ に別れを告げた。

無駄なことをしろ。


Connect2日目の夜に、とあるコーディネーターから出された宿題。

無駄なこと。「持病と自分の感情に向き合うこと」。

自分の「挑戦したい気持ち」と「変えたい未来」に、
全力で目を向けていた。

「廃部寸前の茶道部を立て直す!」
「部活の経費の問題に向き合う」
「専門科目を極めて、薬剤師としての活動に活かす。」

この活動全てに「ファシリテーター」としての能力を全力で活かそうとした。

Twitterを動かして、茶道部の魅力を新入生向けに、毎週発信し続けた。
部費に関しては、沢山活動中に会議をした。
そして、沢山、悩み続け、
沢山の学内の組織・関係者である大人を頼り、
沢山の先輩や同期に助けられた。

実習では予習・試験勉強を続け、
納得のいかないことも沢山あったけど、
できる限りのことを最後までやりきった。

そして、「無駄なこと。」
できそうな、やりたい「挑戦」をしてみること。

新しくGPUで、学生インタビュアーの活動をはじめた。
薬学生団体の発足メンバーに入った。
オンカレにも沢山参加した。
気付いたら、オンカレの社長、龍さんに学生インタビュアーとして2時間、
質問攻めをしていた。

部長の仕事で負の感情を抱え込んで
その辛い感情を隠しながら、推しのOFF会に参加した。
全てを忘れるつもりで、限界まで、飲んだ。

何故か推しの目の前で、限界を迎えるという、
悲しくて、でも

また、私が「私」を取り戻した
素敵なOFF会だった。

RYFのメンバーと沢山遊びに行って。
毎晩終礼で自分を見つめ直して。
3行日記を書いて。
OSに参加して。
OSのホストも経験して。

でも、「前期試験」の前に、力尽きた。
原因は「ストレス」と「持病の症状の出現」

部屋からまた出られなくなった。
エアコン直下の部屋で勉強は続けられたけど。

自分の時間を大切にしたことで、持病の症状は落ち着いた。

でも、それと同時に。

夏風邪をひいた。

総合風邪薬を飲みながら、

たまに、友人から来るテストの話や連絡を返して、

Twitterに、毒を吐いて。

久しぶりに溢れる感情に、わくわくしながら、

辛かったけど、前期試験に向かった。

試験は全科目無事に受けきって、夏風邪も治ったけど、

二週間経っても、咳は止まることがなかった。

「足柄の山に行ったら、多少は症状は落ち着くかな?」

そう信じて、私は、再び、電波の通じない山へ向かうことになった。

ひとまず。

Connectから、今回の合宿までのプロローグ。

会議進行の試験を受けるから。これが合宿に参加した大きな理由だけど。

それ以外の、ここ四ヶ月の気持ちを、ここに綴りました。

ここから、合宿についてお話していこうかな!


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